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メタゲームチャレンジ:ヒストリックでいろいろなデッキを回してみた

はじめまして、ゆうまろと申します。
ミラディンからMTGを初めてテーロスあたりで一度離脱した後、ストリクスヘイヴンのころにArenaで復帰しました。
普段はヒストリック沼に住んでいて、ボロスソプターをよく使っています。
ここ半年ほどは連続してミシック1200位以内に入れていて最高397位、一番良かった戦績は2022/11予選ウィークエンド2日目(ヒストリック)4-2です。

5月26~29日でメタゲーム・チャレンジ:ヒストリックがありせっかくのいい機会だったのでWC使っていろんなデッキを組んでずっと潜ってました。
以下に各デッキ2,3回潜ってみた際の使用感を書いていきますのでよかったら参考にしてみてください。
ちなみに私はアグロ大好きコントロール苦手なので、その点を差し引いてみてもらえると幸いです。

1.ボロスソプター

長年の相棒

1t《羽ばたき飛行機械》+《改良式鋳造所》、2t《ヨーティアの宣戦布告》or《逆刺の棘》で4/4を量産して序盤からガンガン殴っていくデッキです。
ただそれだけではなく、《巧妙な鍛冶》と《改良式鋳造所》のロングゲームプランもあり、《魅知子の真理の支配》からのワンパンもありでいろんな角度で攻めることができます。

BO1番長と思われがちですが、このデッキはBO3のほうが強いと思っています。2ゲーム目以降は相手のデッキに合わせたプランを考慮してマリガン判断できるのが大きいです。
(緑単信心相手にアグロしてもすぐ止まるのでマナクリを除去できる初手にするとか、コントロール相手にロングゲームは無謀なので序盤から攻められる初手にするとか)

今までずっと回してきたデッキなので安定して回すことができ、今回の最高戦績はこれでした。
ちなみにこれ以外のデッキは自分の実力不足で最高3勝までしか行けませんでした。

6勝!

このデッキは語れることが多いので後日回し方を記事にするかもしれません。

2.アゾリウスオーラ

パウパーの呪禁オーラとは結構違う

《コーの精霊の踊り手》や《皇の声、軽脚》にオーラをつけて殴るデッキです。出す!つける!殴る!以上!!

爆発力があって楽しいデッキなんですが、初手要求値が高すぎる(生物、オーラ、土地をちょうどよく引かなければならない)のがかなり大変です。

昔MOでパウパーの呪禁オーラを回していたのですが、それとは違い単体除去で崩壊するのもきつく、ケアしながら動くとキルターンが遅くなりせっかくの爆発力が活かせません。

今はアリーナにも《不可視の忍び寄り》や《聖トラフトの霊》があり環境に布告系除去も少ないので、ヒストリックで呪禁オーラ組んでみるのも楽しそうです。

3.ジャンドミッドレンジ

一口にジャンドミッドレンジと言ってもいろんな構成がある

AkioProsのArenaCS2検討案を参考にしています。

ヒストリックは仮想敵が多く除去を絞れないので出てくる前に手札破壊で引っこ抜いてしまおう!というプランは使ってみると結構強く、それだけでイージーウィンできるゲームが割とありました。
《ドラゴンの怒りの媒介者》と手札破壊の相性も良く、次の手札破壊を探しに行きつつ昂揚達成も近くなります。

昂揚に寄せる構築をしたり(今は《残忍な剥ぎ取り》もいます)、除去をいじったり、《時を超えた英雄、ミンスクとブー》などでより重めの構築にしたりなど調整方法は無限大です。

4.ティムールフェニックス

《危険な反復》入りイゼットフェニックス

これもAkioProsのArenaCS2検討案を参考にしています。
ボロスソプターを使う前はイゼットフェニックスを使っていたのでかなり手になじみました。

イゼットフェニックスは《弧光のフェニックス》をどれだけ引けるかにかかっているので、《危険な反復》で確定サーチできるのがかなり強いです。
色を足して《弾けるドレイク》や《アゴナスの雄牛》をあきらめる価値は十分あります。

メインはほぼ固定スロットで固まってしまうので、勝ち抜くにはサイドをどれだけ練れるかにかかってきそうです。今回《砕骨の巨人》とか《神秘の論争》とか入っていますがこれはデッキコンセプトが崩れるので明確に間違いです。

5.5Cドメイン

これにWC一番使った

タップインが多く結構モッサリしそうですが、3t《鏡割りの寓話》or《波の巨人、クルシアス》のおかげで4tアトラクサリアニが割と決まります。

また、クルシアス使っていると土地置きたいけど土地置くと捨てる手札がないという場面がよくあるんですが、スライムフットがいれば土地置いたら捨てても問題ないものをドラフトできるのでかなり相性よかったです。

これもジャンドミッドレンジ同様に構築の柔軟性が高く、《不吉な儀式の僧侶》でリアニ戦略強化したり重コントロールにしてみたり好みやメタに合わせて調整しましょう。

6.緑単信心

1tエルフが生き残るかどうか

エクスプローラーとの違いは《豊穣の力線》が使えるかどうかですが、禁止されているだけあってさすがに強いです。信心を大量に稼いでも《収穫祭の襲撃》も《大いなる創造者、カーン》もいないということがたまにありますが、追加のマナフラ受けになれるのが本当に偉いです。起動するときは《ハイドラの巣》も起動しておきましょう。

一枚差しの《スカイシュラウドの援護者、フレイアリーズ》は3マナと軽く、すべての能力がデッキにあっていて増量もありです。

ただ、このデッキは初手にマナクリがいるかどうか、そして生き残って次のターンを迎えられるかどうかにすべてがかかっています。祈りましょう。

7.ケシスコンボ

慣れるまでが大変

これはAkioProsのArenaCS2のリストを参考にしつつ従来のリストとのハイブリッドにしています。

新戦力の《侵攻の伝令、ローナ》がかなり強く、デッキの構成上何回もルーティングできたり、《伝説の秘宝》で何回もマナを生み出したりできます。
まだ試せていませんが、4積みしてコンボ特化型にする価値は十分あると思います。

コンボ完走できるかどうかの判断が難しく、慣れるまではすぐ時間切れが来てしまいますので、とにかくたくさん回すことをお勧めします。(メタゲームチャレンジ以前にArenaCS2のリストをよく回していました)

8.総括

以上、今回は7つのデッキを使用してみました。
いろいろ回してみて改めて思いましたが、ヒストリックは環境に多様なデッキがいますので、各デッキの得意不得意についての理解がかなり重要です。

また、多様デッキに対抗するプランを構築するためには自分のデッキへの理解がより重要です。
使い慣れたボロスソプターが一番成績が良かったのもそれが原因かもしれません。

来月の予選はヒストリックですが、私はボロスソプターを使用する予定です。
もしアーティファクトへの対策がきついと感じたらティムールフェニックスかケシスコンボになるかと思います。

簡単なレポですが、本記事が予選への参考になれば幸いです。
良きヒストリックライフを!

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