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それはホトリミから始まった(相棒編)

こちら、前回からの続きの記事となりますので、まだお読みでない場合はぜひそちらから♪

いやー。
今振り返ってみると、ホトリミから色々コトが動いたんだなぁ……と思います。

私、ホトリミが出た頃は飲食店でバイトをしておりました。その店は有線を流してたので、ホールに出ると流れてる曲が聞こえるという感じです。

ホトリミ発売後のとある日、私はバイトに勤しんでおりました。ホール担当だったので客の引いたカウンター席の片づけをしていると、ちょうど有線で「HOT LIMIT」が流れたんですよ。
おっ! ホトリミじゃーん♪ と思いながら機嫌よく片付けを終わらせ、厨房に戻りました。で、またホールに戻ったとき、とある後輩に声をかけられたのです。

「もしかして……レボレボ好きですか?」
と。

「???」となった私が、なんでそんな質問になったか聞いてみると。。。

「さっき、有線聞いて歌ってましたよね?」
との回答が。

歌ってたの、私……?
いや、確かにノッてたのは認めますが、歌ってたとしたら全くの無意識ですwww
やべぇ、ハズいところを見られてしまったと焦ってたら、これまた後輩から思わぬ回答が。

「私も、レボレボ好きなんです!」

というわけでバイトの休憩を後輩と一緒に行き、TMRトークを繰り広げることとなりました。それまでお互い周りにTMRファンがいなかったので、めっちゃテンションあがりましたね!
そして、この後輩がこの先続いていくこととなるライブ参戦の相棒となったわけです。

このとき、私も後輩もTMRライブは未経験。
私が後輩と初めて一緒に行ったライブは2000年7月の『T.M.R.LIVE REVOLUTION'00 -SUMMER CRUSH 2000-』。
しかし、私が初めて行ったTMRのライブ(厳密に言うとちょっと違うのですが)は、こちらの記事でも書いた通り2000年3月に行われた『the end of genesis T.M.R. evolution turbo type D -LIVE ARENA 2000 A.D.-』

……あれ? なんで??

と、思われる方が多いかなと。
実は、この間にもひとエピソードありまして……。

ライブチケットが当選したとき、当然、後輩を誘おうと思っておりました。
が、その時私にはお付き合いをしている彼がおりまして。その彼を差し置いて先に後輩を誘うのは、彼としては面白くないかなぁ……などと、色々考えてしまったんですね。
で、「先に彼に声をかけて断られたら後輩を誘おう。一緒に行くというなら、彼も多少はT.M.Revolutionに興味があるということだろうから、それはそれでよし!」という考えの元、先に彼を誘ってみたんですよ。
そうしたら「一緒に行く」との返事が来たので、いろんな意味でウッキウキでライブ当日を迎えたわけです。

初めてのライブ当日。
どんな空間になるのか、どんなものが見られるのか、期待と緊張と未知への少しの不安など、いろんな気持ちでテンションが高まっている私に対して、彼はいたっていつも通り。まぁ、それは全然よかったんですよ。
グッズを購入して、会場に入って、緊張しながら開始までの時間を待って。
照明が落ちて……いよいよ、開幕!

この時のライブは前半がTMR-e、そして「封印解除」の宣言とともに後半はT.M.Revolutionのライブが開始されるという、歴史的な瞬間に立ち会えるライブとなりました。
まさか聴けると思っていなかったT.M.Revolutionの楽曲たちに、テンション爆上がりの私! ……の横で、なんか、彼の様子がおかしい。明らかに、ノリが悪い。つまらなさそうにしている。。。
最初は彼の様子をチラチラと気にしていたのですが、途中から「もういいや!」となってライブに集中しましたw

で、ライブが終わって彼が一言。
「俺の方がカッコいい!!」
そして、帰路も終始機嫌が悪い。

……は?

どうやらTMRのライブ、つまり西川さんにキャッキャする私を見て嫉妬していたようです(笑)
今の歳なら「若いわね、嫉妬するなんてかわいいわね」で済ませられるのですが、当時の私は、

「はあぁぁああぁあ!? 私の好きなモノに、何ケチつけてくれとんねん!! てか、そんなつまらん顔して参加できるようなライブちゃうんやぞ、これは! 記念すべき封印解除ライブの価値がわからんのかあぁぁぁぁっ!!」

と、内心 FULL MAXでガチギレしておりました(; ・`д・´)!!
いや、マジで別れようかと思いましたよね。本当に。本当に……。

後日この件を後輩に話したところ、
「なんで私を誘ってくれないんですかあぁぁぁ!!」
と、泣きが入りました。そりゃ、そうだ(;´∀`)

私はこの事件から、
「もう二度と、彼をTMRライブには誘わないでおこう」
「ライブに誘うのは、TMRが好きな人か、自分から『行きたい!』と言ってくる人だけにしよう」
という教訓を得ました(笑)

あと、もうひとつ。
いくら嫉妬心からだったとしても、相手の好きなモノをけなすような言動は控えた方がいいですよね。自分が好きな人の好きなモノなら、尚更。
ライブ事件で彼と別れることはありませんでしたが、私はそのあと結構内心のわだかまりを引きずったので……みなさま、ご注意くださいね (;´Д`)


とまあ、なんやかんやありまして、バイトの後輩はライブの相棒と変わっていくわけです。

ちなみに、以前こちらの記事で紹介させていただいた「Phonon Buddy」という短編小説ですが、完全にうちの相棒とのTMRライブエピソードを下敷きにして書いています( *´艸`) もちろん小説用にフィクションとして色々脚色はしていますが。

小説の元ネタとなったエピソードなど、今後ぼちぼちと書いていければと思っています。小説のリンクも貼っておきますので、こちらも併せてお読みいただけるととても嬉しいです(*´ω`*)


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