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今更聞けない「RHEL」の特徴【超入門編】

みなさんこんにちは!あかいハットです!
今回は、RedHat Enterprise Linux(略してRHEL:レル)のご紹介です。
日々ITインフラに携わる方々にとっては、一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか。

RHELとは?


RedHat Enterprise Linuxとは文字通り、Red Hat社が提供する商用版Linux OSです。
その歴史は長く、2002年から提供が開始し20年以上使い続けられているLinux OSになります。
RHELの歴史については今回割愛しますが、なぜRHELが使い続けられているのか、その特徴について簡単にご紹介いたします!

【RHELの特徴】

・可用性・安定性
・最長10年間の長期サポート
・既存ナレッジと比較して問題を診断(Red Hat Insight)
・資産監理, 脆弱性確認、更新パッケージ適用(RedHat Satellite)
・商用ディストリビューションシェアNo.1 Etc…

RHELはミッションクリティカルな環境でも多く採用されています。
その理由はアップストリーム版であるFedoraとしてリリースされたものを検証・改善をした上でバージョンアップを行なっているため、安定性・可用性が高いとされているからです。
サポートが付いた上で安定性・可用性が高いため、大規模な環境にも採用されるほどの高い評価を得ています。
また10年間の長期サポートも企業として採用しやすいポイントですよね。

【RHELの最新バージョン】


現在のRHELのバージョンはRHEL9が最新になります。
詳細を下記リンクページにて紹介していますので気になる方は是非参考にしてください!
【RHEL9】RedHat Enterprise Linuxの最新情報を簡単にまとめました。> 

【RHELの効果を最大化するツール】


上記特徴にもある通り、RHELにはOSの部分に加えていくつかの機能も含まれています。
その中でも、Red Hat InsightsはRHELのサブスクリプションに含まれていて、既知の脆弱性や問題を自動的に検出し、実際に障害が発生する前に対策することを目的とした無料のサービスです。
こちらも下記記事にて解説していますのでご参考ください!
既知の脆弱性や問題を自動的に検出~Red Hat Insights~

【まとめ】


RedHat Enterprise LinuxはRed Hatの代表的なソリューションであり、その進化はまだまだ続いています。今回ご紹介いただいたものはRHELの特徴の一部であり、もっと皆様に知っていただきたいと考えています。
Linuxで運用している、これから導入を検討している、クラウド化に向けてオープンソースで運用していきたい、などなど何でも構いませんので、気になる方は是非ご連絡ください!

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レッドハット株式会社
谷 喜博
ytani@redhat.com
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*当アカウントで発信する情報は個人の見解であり会社を代表してのコメントではございません。


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