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おとなの社会科見学〜ライブ・ハウス開業準備中ノート ④

ビルの床掃除や窓拭き、自動車工場の期間工(バブル期で、プレリュード4WSがバカ売れしてたころの話——といっても、もう誰も知らないか…)、家具の配達、そしてプログラマ→システム・エンジニア。

とまあ、越智は63歳の現在まで、いろいろな職業を経験してきました。
振り返ると、懐かしさとともに、「なんとも一貫性がない」と、我ながら呆れてしまいます。
しかしながら、接客関連や飲食関連については、まったく未経験。それもあって、Our Delightが閉店する前に、何度か、業務見学&体験をさせていただくことになりました(須田さん、ありがとうございます)。
以下、そのときの感想です。

① ミュージシャンの入りからセッティング
ヴィブラフォンの搬入とセッティングがメチャメチャ大変。中島香里さん、小さな身体で大奮闘。逆に、事前に大変だと思っていたドラムスは、ほとんどのドラマーがお店のものを使うので、いちいち搬入・開梱しない分、思ったほどでも無い感じ。

② リハーサル
ミュージシャンが個々に音を出し始めて、やがてリーダーの指示で楽譜を見ながらアンサンブル。その間、須田さんはマイクの位置を直し、ミキサーをいじり、カメラの向きを調整。Our Delight経験者はご存じでしょうが、カメラは10個以上あって、前後左右上下に置かれています。須田さん、ミュージシャンの手元を捉えることにこだわりをお持ちのようです。

③ 開店から受付、そしてドリンクの配膳
これらを開演までの短時間に完了させます。配膳に関しては、越智もお手伝い。満員のお客様なので、狭い所から失礼、みたいな感じになります。初体験の越智は、倒れないように、こぼさないように、むやみに慎重に。
お酒については須田さん専任。時間がないのに、結構チョイ足しで、お店の味を創ろうとしています。

④ 開演〜ファースト・セット
ネット配信ソフトでカメラの切り替えなどを行いながら、タイミングを見て遅れてきたお客さんにも対応する須田さん。うーむ、越智にできるだろうか。

⑤ 休憩時間
ドリンクの注文受けと配膳。セカンドの開演までに終わらせるので、また大忙し。

⑥ セカンド・セット
ここはファーストと同じですね。

⑦ 終演後
お客さまが三々五々と帰って行きます。空いた席の食器を片付け。ミュージシャンと軽く会話するお客さま、写真撮影するお客さまを横目で見つつ。
その後、ミュージシャンの皆さんは、楽器を梱包して撤収。ここでもヴィブラフォンは大変でした。
その後、お客さまが完全にいなくなったあたりで、掃除とゴミ出し。

以上、なるべく簡単に書きましたが、言葉よりもずっと複雑そう。越智は当初、なるべくコストを抑えるべく、ワンオペで行くつもりでしたが、一発で自信をなくしました。慣れるまでは、バイトさんに手伝ってもらわねば無理そうです。

と言うところで、今日は終わり。
ではまた。

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