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「お前のために借金した」

平成30年間の借金返済期間中、正直本当に苦しい時に飼い犬の紐を階段の手すりにかけ自殺しようとした事が数回あった。

引く話ではあるが当時は本当に苦しんでいたし、

        人生に悲観していた。

自分の作った借金ではないし時代に踊らされた親二人の為に死ぬのもバカバカしい話ではあるが、私自身行き詰まっていたのかもしれない。

では、、、、何故前向きになれたのか?

当時私には小学校就業前の幼い二人の息子がいた。それに私の最大の理解者の嫁さん。

「バブル景気」に踊らされた親二人の為に私の家族が犠牲になることが許せなかった。

私の親二人は「バブルへGO!」という映画よろしく、浪費にあけくれゴルフ場の会員権、デパート通いの浪費、悪友達との芸者を上げた旅行遊びなど身の丈以上の消費活動を行っていた。

  もちろん借金返済の責任からはイの一番に安全な処へ逃げていた。

「お前のために借金した」といって。

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