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現代短歌 《温度差》

後悔は無いのに戻らぬ時間に思いを馳せることの無意味さ


あの一番星には叶わないさ両手にいっぱいのビジュー掲げて


自分の言ったこと忘れるのならば私は君のこと忘れよう


この一件があなたには遊びわたしには仕事埋まらぬ温度差


ひたすらに執着するだけのその姿が見ているだけで痛くて


誰も君の目なんか見てなかった澱んだ空気が重苦しくて


下心だけになってしまった愚か者はろくに相手にされず


小さな村に「居場所」と名づけ入り浸り狭い視野さらに狭くなり


気付かないふり楽でいいそれこそが大きな勘違いだとも知らず


呆れ果て笑いも込み上げ生み出した歌や詩や絵やさまざまなもの

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