![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61704100/rectangle_large_type_2_35958bc82f969ee2df68903fcdf3d212.jpg?width=800)
現代短歌 《想いだけ》
パンクした頭の中で弾けるの夢で見た街訪れたまま
関係に以上も無ければ以下も無くもどかしさだけが宙に浮かんで
優しさにつけ込むような昼下がりさらりと触れた手のひらの上
山道を駆けていく君眩しさに鼓動高鳴る太陽の下
また会えるそう思うほど青空に雲を浮かべて気付いて気付くな
人はなぜ2人以上になるときは強くなるのかねえ答えてよ
開いた口塞がる前に詰め込まれ菓子であふれたもうたくさんだよ
ドタバタと走る女の足音が転がり落ちた星屑を砕く
今はまだ言葉にしてはいけないと星空を見上げ唇を噛む
想いだけ連れ去ったまま何処へ行く私を置いて覚めた夢まで
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?