【物販で”商品”を売るな】

※この記事は2019年11月9日に、
 1人治療院経営者向けオンラインサロン
 『治療家リベラルアーツ』に投稿した記事です。


治療院やサロンなどの
いわゆる店舗経営で、
 
「物販」をしているところは多いです。
 
ただ、
 
誰しもが納得のいく物販売上を
上げられているわけではありません。
 
事実、物販だけの月商で
10万円以下の治療院は少なくありません。
 
ですが、
 
物販だけで月商50万円を超える
治療院があるのも事実です。
 
 
この5倍以上もの売上の差が出てしまうのは、
どこに違いがあるのでしょうか?
 
 
簡単に結論から言ってしまうと、、
 
物販で売上を上げている先生(治療院)は、
 
「物販をしていない」
 
もっとわかりやすく言うと、
 
 
"物"を売っているのではなく、
"価値"を売っているんです。
 
 
お客さん(患者さん)は、
"価値"があるものにしかお金を払いません。
 
たとえどんなに豪華に装飾がなされ、
ダイヤモンドが無数に散りばめられた
超高級ブランドのバッグ通常100万円が、
 
今なら半額の50万円だったとしても、
 
実際はただの「模型」だったら、
だれも買いませんよね?
 
だって、
 
"実用性"がないですから。
(観賞用に欲しい人はいるかもですが…)
 
 
 
この場合は、"実用性"の部分が、
お客さんが求める"価値"に当たります。
 
・たくさん物が入る
・いい感じのスマホポケットがある
・軽い
・汚れが目立たない
・中身が取り出しやすい
 
など。
 
 
これらの"実用性"="お客さんの求める価値"を、
どれだけ提供できているかで、
物販の売上は大きく変わります。
 
 
治療院で物販を導入しているのに、
なかなか売上が上がらない先生は、
 
"商品"を売ろうとするあまりに、
"患者さんが求める価値"を見落としがちです。
 
 
今一度、

「あなたが売ろうとしているもの」ではなく、
 
「患者さんが求めているもの」に
 
目を向けてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?