F値 6.7のレンズでバスケの試合を撮ってみた 〜 とどろきアリーナ
【初めに】
今回は、F値 1.8通しや2.8通しの明るいレンズではなく、F6.3のような屋外の晴れた日は大丈夫だが、屋内ではやや厳しそうなレンズでアリーナ内でバスケットボールを撮るとどんな感じになるのか、について書きたいと思います。
【試合】
12/28 にとどろきアリーナで行われたB1リーグの試合の前に行われた小学生年代の試合で試しました。
【環境】
残念ながら、B1リーグの試合時ほどの照明の明るさはありません。
恐らく、B1リーグの試合前アップ時ぐらいの明るさだったと思います。
【使用したカメラ】
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
マイクロフォーサーズのミラーレス機になります。
【使用したレンズ】
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
※ミラーレス用なので、35mm判換算で 150-600mm の焦点距離になります。
【撮影した写真】
※撮影した写真は、Lightroom で明るさを調整しています。
【所感】
箇条書きにします。
「F値 6.3 のレンズでも、十分なISO値を設定して、シャッタースピードを落とせば、アリーナ内で撮れないことはない。」
※具体的な設定値は各写真のキャプションを参照ください。
「ただし、明るさの確保のため、シャッタースピードをかなり落とすので、狙った瞬間を撮れてないことが多い。」
「F値 6.3 のレンズだとやはり暗く、ISO値やSSの設定で得られる明るさには限界がある。」
「F値が高めの、普及版の望遠レンズは概してAF精度がそこまで高くないため、なかなかピントが合わない事態が結構発生する。」
ざっくり言ってしまうと、撮れるけど、かなり暗かったり、狙った瞬間を撮れておらず、歩留まりが悪い、という感じです。
ただ、ISO を許容できる限界まで高い値にして、SSを 320 とかに下げると、それなりの写真が撮れないこともない、とも感じました。
F値 6.3 ぐらいのレンズを使う場合は、
ISO 5000
SS 500
ぐらいを先ずは設定して、様子を見てみるのがいいのかな、とは思いました。
あるいは、RAWで撮影して、後で明るさの調整でしょうかね。。。
(私は普段、JPEG でのみ記録してます。)
以上です!
少しでも、皆さんの参考になれば、嬉しいです。
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