7 作業指示のしかた(タイプ別)

◆ 7 作業指示のしかた(タイプ別)
商品整理は、業種に限らずよく見られる作業のひとつです。「やり方」などは、マニュアルで細かく定められているところが多いかと思います。
実際に、作業を指示するときは、相手のタイプによって、言葉を選ぶとスムーズになります。(タイプ別の解説については、気分アップの接客スキル 知識・会話編の「タイプ診断」、および解説を参照ください)
1.視覚タイプのスタッフに指示する
完成した形を見せて、「これと同じように商品整理をしてください」と指示します。求めるレベルを形で見せるのがポイントです。
2.感覚タイプのスタッフに指示する
「お客様が触りたくなるように、買いたくなるように商品整理をしてください」と指示します。この場合も、具体的な例がある方がわかりやすいので、完成形を見せる方が良いでしょう。
3.聴覚タイプのスタッフに指示する
求める形を、数字を使って具体的に説明します。「一つの棚に、一山5枚重ねで、4列。全部で20枚。色は、明るいものから暗いものにしてください。棚の淵は3センチあけて並べてください。作業時間は、15分でお願いします」
一つ作業を頼むにも、相手のタイプを理解することで、結果、作業の制度があがります。普段の指示の仕方を振返りましょう。

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