6 反抗するスタッフ

◆ 6 反抗するスタッフ
店長のいうことに従わないスタッフ。
いろいろな理由、場面が考えられます。どのような理由、場面であろうと、「反抗」するのは、自己主張の一つのスタイルであり、メッセージです。
いいかえれば、「店長」に向かうエネルギーを発信しているということです。
こういう時、真正面から向かい合って、「理由」を問いただそうとします。これは、なかなか上手くいきません。「反抗」したいのですから、「理由」を言えと迫れば、「言いたくない」という態度をとります。
「反抗」という態度は無視します。そして、なにか具体的なテーマを投げかけて、「あなたなら、どう考える?」「あなたなら、どう行動する?」と問いかけます。
自分の方が、店長よりもいい考え、対応ができるという自信があるのに、受入れてもらえないと感じている。
店長は、いつも自分よりAさんを頼りにしていて、自分の存在が薄いことに不満をもっている。
「あなたに反抗されると、私、お手上げなのよ。けっこう、困っているし、凹んでいるわ」と伝えるのも、正直です。知らず知らずに店長自身が、スタッフに対して「反抗」的な態度になっているかもしれません!
男性店長の場合、相手を自分の思う通りに拘束することがマネジメントだと考える傾向があるので、「反抗」的態度に対して、「反抗」的態度で対応してしまいます。
エネルギーがあることは、チャンス!

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