9 お客様が入りたくなる店

◆ 9 お客様が入りたくなる店
1.「きちんと感」がある店
店の面構え、商品の分類、陳列に規則性があり、整然としている店は、お客様からみて、「信頼しても良い」という印象になります。
商品のアイテム数が少なく、同アイテムのバリエーションが多い場合に見られます。たとえば、スイーツのショーケースを見て、「おいしそう」と思うのが好事例です。
2.季節的、時期的な関心がある店
季節的、時期的な関心の対象になる商品を取り扱う店は、お客様の脳にすでに関連情報が入っているので、店の前を通るだけで誘われます。
家電の季節商品、花屋さんなどが好事例です。
3.カラー印象が強い店
「色」そのものに「心理的に伝わるメッセージ」があるので、色の印象の強い店に惹かれます。
黄色=元気、明るい 赤=自己主張など、日常生活の中でも、「色」を切口にしてたくさんのブランドが住み着いています。
4.いつも潜在的なニーズがある店
「買わなくてはならない」という必然性はないけれど、「いつでも、気に入ったものがあれば、購入したい」と思っている商品の店です。たとえば、ハンカチーフや靴下、ちょっとした小物雑貨など。
5.おもちゃ箱をひっくり返した店
「きちんと感」のある店とは反対に、子供のおもちゃ箱をひっくり返したような店も、何があるかの興味を惹かれます。
ドン・キホーテや、ヴィレッジバンガードなどが好事例です。
これらの要素を組み合わせて、他にはない店をつくり、記憶に残せれば強い店になります。そして要は、やはりスタッフの印象には違いありません!


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