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『シフトボード』の口コミ数の拡大とダウンロード数の増加のためのプロダクト開発をした話


・自己紹介

京都大学大学院情報学研究科修士一年の23歳です。大学院では理論神経科学を中心に、機械学習やデータ分析を勉強しています。データ分析や機械学習は学部の四年から本格的に勉強を始め、現在はデータサイエンティストを目指し就職活動をしています。修士一年の4月から就職活動を始め、夏は業界を絞らずさまざまな領域のインターンに参加していました。 

・本アルバイトに応募した理由

データサイエンティストと言っても新しいモデル開発やサービス導入を行ったり、課題抽出や効果検証、プロダクト立案などをしたりと、業務は多様です。そんな中、自分は夏に他社でのインターンシップを通じ、開発業務ではなくデータ分析を用いたアナリストとして働きたいと考えていました。そのために自分はビジネスのサイクルにおいてどの段階まで関わりたいか、どのプロセスが自分の長所を活かせるのか知りたいと思いました。リクルートのアルバイトでは課題設定から起案、効果検証まで既存プロダクトに対する一通りのプロセスを経験できると聞き、参加したいと思いました。

・配属部署 

アルバイト・パートのシフト管理をする『シフトボード』を扱う部署にプロダクト開発ディレクターとして配属されました。今回のアルバイトでは「オンラインコミュニケーションを促進するプロダクト機能を開発し、『シフトボード』の口コミ数の拡大とダウンロード数の増加」がミッションになりました。

・業務の進め方

約二ヶ月間のアルバイトを通じて、課題設定〜起案、開発〜効果検証、成果報告までプロダクトグロースの一連のプロセスに関わることができました。

まず一ユーザーとして実際にアプリを使用しながら、最近のダウンロード数や口コミ数、DAU(Daily Active Users)やMAU(Monthly Active Users)、直近に行なった施策内容などをみて課題・打ち手の洗い出しを行いました。その後開発の方やデザイナーの方と連携を取りながら要件定義を進め、モニタリング設計やデザイン検討を行いました。

最終的に自分の提案した施策を実装し、世の中にリリースすることができ、実際にユーザーからの声を頂いたときは嬉しかったです。また学生ではあるものの実際の社員と同等の扱いをしていただき、責任感、及び充実感のある二ヶ月間でした。

未熟でまだまだな部分もありましたが部署のメンターや上司の方々がほぼ毎朝一時間ほどの定例会議を開いてくれ、各プロセスでの困った点やわからない点を質問させてくれました。また、進捗状況の報告の際はその都度フィードバックをくれ、その日に活かすことができたので業務もとても進めやすかったです。通常の業務で多忙にも関わらず一社員として扱い、真剣に接してくださった部署の方々にはとても感謝しています。
 

・成果内容

成果としては今回行った施策では大きなダウンロード数の向上は見られませんでした。しかし、実際にリリースされたことで非常に多くの新しい知見、数値を得ることができ、今後の新しい施策、プロダクトを考えていく上で参考にされ、活かされていくようです。ビジネスでは一つの施策で完結せず、その知見を踏まえ新しい施策、プロダクトが進められるのが普通のことでこれを経験できたのはとても貴重な経験でした。

・感想

プロダクト開発ディレクターとして実際にリクルートで働くことで

・自分の考え方と実際のビジネスとの間のズレ
・課題を設定する上で見るべき値、根拠を見極める力
・ビジネスにおけるデータの見方、使い方
・世の中にリリースされ、ユーザーに使用される喜び

これらの学び、発見を得ることができました。

またこのアルバイトでもう一つ良かった点が、部署の方々がとても丁寧にサポートしてくださるとともに実際の社員と同等の責任を持たせてくれたことです。学生であることを言い訳にせず、最後まで真剣に接してくださり、これらの成果を得ることができました。

データ分析にも興味があるしプロダクト開発にも興味がある。どちらの領域を進むべきか迷っている人は一度このプロダクトグロースのアルバイトを経験してみて欲しいです。きっと自らの成長やキャリア形成の道標になると思います。

最後に二ヶ月間、メンター及び部署の方々には、とてもお世話になりました。大変な時もありましたが最後まで楽しく働くことができました。ありがとうございました! 


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