「全社員で僕が一番仕事を楽しんでいる自信があります！」超ポジティブを武器に活躍する22歳店長に話を聞いてみた！

毎日自分に二日酔い！どうも人事部長のTOMです！

自分の居場所を自分でつくるんだ

かのスティーブ・ジョブズ氏がアップルを追い出された際に残した言葉です。
自分のやりたいことをできないとき、人はつい周りや環境のせいにしてしまいます

世界的大企業を作り上げたのにも関わらず、
自分の企業から追い出されるジョブズ氏の心境がどんなものだったのかは
想像に絶しますが
そんな状況でもこの言葉を残せるジョブズ氏は超・ポジティブ思考だと思います。

そこで今回はMountain Bull１のポジティブバカ
若き店長たいがに話を聞いてみました！

基本プロフィール

名前/たいが
略歴/2022年12月　中途社員として入社
　　配属選定の期間で多数店舗を経験し最初の配属は『西新宿ふじ屋』
　　2023年5月『西新宿ふじ屋』店長に昇進
　　2023年8月『五反田ふじ屋』へ異動
　　現在も同店にて店長を務める

時給1800円

ーたいがの入社初期の印象は『熱血バカ』笑
　どんなバックボーンがあって入社に至ったかを聞いてもいいかな？

「はい！熱血バカ！笑
その通りですね！

何故なのかは自分でも覚えていないんですが、
小さいころから将来は先生か料理人になろうと決めていました！
中学生になってもその気持ちは全く揺らいでいなくて、
大学まで行って教育実習して先生になる
っていうのは自分の熱意のスピード感としては遅かったので、
より早くなれる料理人の道に進もうと
中学を卒業して飲食が学べる専門学校に入学しました！
それと同時に大手飲食チェーンでアルバイトを始めました！」

「学校も一生懸命だったんですけど、
それよりもアルバイトにドはまりしてしまいまして、
学校は中退してフリーターとしてとにかく働きまくりました

がむしゃらに働きまくっていたらそれが会社の偉い人の目に留まって
『特設部隊』に任命されて
アルバイトではありますが、
各店を回り問題点の洗い出しや改善立て直しを任せて頂けるようになりました。

とにかく僕はその人のことを尊敬していたので、
助けになれるように言われたタスクを一つ一つ実行していきました
毎日違う店舗で働くのは当たり前で
月に20店舗以上を回ったこともあります

気づけば勤続年数は7年近く、時給は1800円まで上がっていました
収入的には20歳そこそこの自分にとっては全く文句がありませんでした」

ー時給1800円、すごいね！
その収入がありながらどうして転職を決めたのかな？

「一番の理由は尊敬する方の退職です。
その方がいた時は毎日に目標と意図があって、
悩んで相談した時も明確な回答が返ってきました。

退職後の僕の役割は今までの問題点洗い出しや改善の立ち回りというよりは、
『人が足りなければたいがで埋める』というような
会社のいいように使われているような感じだったので
このまま何年いても将来がないなと

とにかく将来を描ける会社に就職しようと
焦って就活を始めました」

入社・筋肉痛・挫折

若い自分でも店長を目指せる企業を探すたいが
Mountain Bullの戸を叩いたのは2022年12月末
入社したたいがを待っていたのは居酒屋の超繁忙期だった

ー最初は新宿三丁目ふじ屋での勤務からスタートしたね
入社3日目くらいのしんどそうなたいがを今でも覚えてるよ

「最初はやばかったですね笑
僕が今まで勤めていた企業は非アルコールの業態だったので
居酒屋の繁忙期にはびっくりしました

最初の1週間くらいは毎日全身筋肉痛でした笑
入社3日目に中途の同期入社3人にホールをまかせてもらって
その年の最高売上を体験出来て、
しんどかったけどめちゃくちゃ充実してました」

ー西新宿ふじ屋への配属が決まって
本格的に業務がスタートしてからはどうだったかな？

「西新宿ふじ屋で学ばせてもらったことが今の僕を作っています！
当時の店長りょうへいさんに出会って、
前職で尊敬していた方と同じくらい尊敬出来ると感じました
僕の中では今でも師匠で、りょうへいさんみたいになりたいと思っています

1日の営業が終わると『もっとやりたい』って気持ちが止まらなくて
自分がお金を出すから余分にお肉を仕入れて仕込みの練習がしたい
ポケットマネーで払うので深夜に業務を教えてほしい
ってりょうへいさんに頭を下げてお願いしていました！
さすがに断られましたけど笑」

ーりょうへいとたいがは凄くいい関係だよね
店長就任当時の心境は覚えてる？

「店長になる前にりょうへいさんから

店長自身が仕事を全て出来るのは当たり前のこと
自分以外にも出来ることはどんどん教えて
自分にしか出来ない仕事に注力してお店を良くしていく
そのために育成や指導を行う
もちろんどの仕事のレベルも店長は圧倒的であること

と言われていました
その通り頑張ろうと思っていたのですが
当時の自分は正直『店長なんて誰でも出来るじゃん』と思っていた節がありました。

実際にやってみたら大間違いで
前から店長をやっている皆さんと自分のレベルの差を感じました
人件費や原価をコントロールする難しさ
皆さん飄々とした顔でこなしていたのは
人に見えないところでの頑張りがあったんだなと痛感しました
1秒挫折して、2秒後にはどうしなきゃいけないかを考えるを何度も繰り返していました」

助けられるお店じゃなくて助けるお店に

自分の業務時間の効率を毎日見直すこと
毎日の商品の出数を確認して発注量を日々調整すること

愚直にこの2点を続け、
たいがが店長を務める西新宿ふじ屋は予算達成
そんなたいがの元に大型店への異動の知らせが届いたのは2023年8月だった

ー西新宿からお店の規模が一気に大きい五反田ふじ屋への異動
最初は大変だったよね

「五反田ふじ屋に異動してみて、
大変だと思う気持ちもあったのですが、
それ以上にワクワクしました！追い込まれる方が好きなので笑

ただ、当時は社員さんの異動などがあり
時折ヘルプをもらいながら営業をするような感じだったので
ヘルプをもらわずに営業をしたい
今までヘルプを頂いた分、他店の欠員時に五反田ふじ屋からヘルプを出して今までの恩を返したい
という気持ちがありました！」

ー「新宿エリアの求人に応募してくれたアルバイトさんをどうにか五反田所属で交渉してくれませんか？」って連絡してきたよね笑

「五反田はエリア的に新宿よりも採用の難易度が高いので
ダメ元でお願いしましたね笑

その時に交渉して採用して頂いたアルバイトさんは
今でも続けてくれて
五反田に決めて良かったと言ってくれています！」

「もう1つ、毎日タイミーで単発アルバイトを募集して頂いて
タイミーさんを勧誘しまくりました笑

他店の成功事例としてタイミーさんを勧誘して
長期アルバイトとして雇用
というパターンを聞いていたので

最初に成功した時に『これはいけるぞ！』と思って
今ではお店のスタッフの半数以上がタイミー出身です！」

ある調査では
タイミーから長期雇用アルバイトへの転身確率は4％と言われている
所属スタッフの半数以上がタイミー出身というのは、驚異的な数値だ

ーたいがと言えばアルバイトスタッフの定着率と教育だよね
どんなことを心掛けているのかな？

「大前提として
お金以上・以外の価値を提供する
ことを心掛けています！

お金だけ稼ぐのであれば飲食以外にも時給の高いアルバイトは
山ほどありますし、
楽しい　や　居心地がいい　が大事だと思うんです

そのために毎月アルバイトさんとは1on1での面談を実施して
今困っていることはないか　や　お店の改善点はあるか
などをヒアリングして、極力ストレスを減らすようにしています！
改めて言語化することによってお店作りに前のめりになってくれる
アルバイトさんばかりなのでとても助かっています！

僕は頭が良くないので、とにかく人にも物事にも
ストレートに向き合う以外の方法が分からないんです笑」

Mountain Bullは都内19店舗
1日に100名前後がシフトインしている
体調不良者が出ることももちろんある
今までは助けられていた五反田ふじ屋から
今では全店へとヘルプを送っている
ツルの恩返しだとしたら、もう羽はない

対戦宜しくお願いします！

ー西新宿から五反田を経て、
今のマインドを教えてほしいです！

「僕は少しナルシストな所があるので笑
自分のことを一文字で表すなら『王』です！

自分が絶対という意味じゃなくて
王様のために国があるんじゃなくて
国のために王様がいるので

いい王様を目指すなら、まずはいい国を作らないと
はだかの王様にならないように
誰から見ても立派な国民に愛される王様になりたいです！」

「ここまでお店を作ってくる過程で、
今まで育ててもらった新宿エリアの方々はもちろん
他店の皆さんにとてもお世話になったのですが
ここからは対等な関係で
Mountain Bullの店舗同士切磋琢磨していきたいです！

競争やライバル心がないと成長がないと思うので、
他店舗の皆さん、いい戦いをしましょう！対戦宜しくお願いします！」

Stay hungry, stay foolish

スティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチの言葉だ

時間は
過去から現在、そして未来へと流れているよう思える
過去も未来も自分の頭の中にある現実ではないことだ
現実は「今」しかない

その「今」を繋いでいくことだけが未来を創る
今を必死に生きれない者に未来はない

過去の今を繋いできた結果が目の前の現実だ
より良い現実のために

stay hungry, stay foolish
貪欲であれ、愚直であれ