見出し画像

メンズエステの裏側17

さて、今回は断り方という所でお話しをするという所となっています。
断り方の前にまずお話をしておかないといけない所もありますので、まずはそこからお話をしておきましょう。

以前の記事にも書いてきましたが、『サービス以上の事を求められる』
これは、当たり前ぐらいに思ってもらった方が良いです。
あくまでも、『求められる』という所なので、『しないといけない』という事では全くありません。

『求められる』という事は、二種類に分かれますという話も少し触れたかと思います。
『あわよくば・・』なのか『何もできないなら』なのかという所です。

しかし、後者の方は前回最後にお話をした通り、負い目があると自分もお客さんも良い雰囲気では決してありません。
少なくとも、後者の様な気持ちにお客さんをさせてしまう事を避ける為に、
『笑顔』『気遣い』と『お客さんへの感謝の気持ち』を持って一生懸命お仕事をする事で、回避出来る事が多いです。

これが、出来ていない事が不満に繋がってしまうからです。
なので、最低限これをすれば、自分が嫌な思いはする事はありません。

しかし、『あわよくば・・・』と思って求めてくるお客さんでも、断り方を間違えてしまうと、一瞬で後者の様な事になりかねません。

それも、対処法を知っていれば、特に問題もありません。

まず、大事なのはお客さんには、『あわよくば』と思わせる事は大事です。そうした悶々とした気持ちにさせてるという事は、貴女の施術は間違いなく及第点をクリアしています。

しかし、ここで強引に襲われそうになったとしましょう。
この原因は、2つです。
・襲われる様な隙があった
・襲われる様な位置に自分がいた

という事です。
襲われる様な隙?となるかもしれませんが、それは例えば「施術の流れ」を忘れてしまって『手が止まってしまった』などです。
これは、隙としか言いようがありません。
つまり、もし流れを忘れてしまっても『手を止めずに』動かしながら『思い出す』もしくは、『次の何か覚えている施術』に移行するという事です。

特に新人の間というのは、流れをしっかり覚えていない状況だとこういった事が起こりがちなので、まずは研修などでしっかり流れを頭に入れる事はもちろんですが、メモなどをちゃんと取っておいて、待機時間などに見返す事が大事だと思います。

また、襲われるような位置にいてしまった。というのは、これも研修の際に教えてもらった施術位置に自分がいなかったという事です。
施術の際の自分の位置を教えてもらっている場合は、多くはお客さんの行動を制限させる為の位置でもあります。

なぜその位置が良いのか?という事を考えると、なるほどと理解出来るので、研修時にこれも必須項目としてしっかり覚えておきましょう。

ここまでは、施術に関連した内容でしたが、もう一点重要な事があります。
それは、言葉での対応です。

お客さんが、言葉でこうして欲しいとかを求めてきた場合が、実は重要です。ここには、お客さんに対する感謝の念があれば、ある程度かわす言葉はわかってくるかと思います。

お客さんが求めてくるのは当たり前なんだ。だって私が悶々とさせているのだからという認識を持っておいて下さい。
そして、言葉でお客さんが言ってくる場合、お客さんは絶対にそれをしてくれという気持ちではなく、『無理かもしれないが、あわよくば』と思っているという事です。

なので、ここでキッパリと『嫌です』『ダメです』というと、お客さんも男性ですので、もしかしたらと思って言っただけなのに、、となってしまいます。

ここでも、大事なのは『笑顔』です。
そして、最初の頃に書いた事もありますが、『もし好きな男性にいきなり求められたら』という所です。

受け入れるというのではなく、例えばその日はちょっと断らないといけない状況だった場合に、どう断るのか?を考えてみてください。

ここで、キッパリ断るのと同じくらいに面倒になるのが、『また今度ね』と言った含みをもたす事です。
これは、次回また言われてしまう事が確定しますし、お客さんは、次回はしてもらえると勘違いする可能性もあります。

つまり、正しいのは
『誰にでもそんな事言ってるんですか?』とか
『そう言う事を言ってもダメですよ〜』と笑顔で対応しましょう。
前者の場合は、お客さんに少し自分が興味があるのかな?と勘違いさせる事が出来ますし、後者の場合は、無難な断り方と言えるでしょう。

大事なのは、笑顔であるという事です。
そして、言われて当たり前と思っているので、気持ちに余裕を持たせておく事で対応が柔らかくなれます。

やはり、『笑顔』って言うのは、大きな武器になりますね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?