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私は本当は何がしたかったのか、私の中の私に聞いてみた日のお話

最終学歴で言えば高卒。専門学校中退、現代で言うニート状態からアルバイトをしてから他の会社に入ったりしていた20代。


結婚をして、出産、主婦となり数年後に離婚。


当時の環境で、今すぐ働ける場所!と、お世話になりだしたのが現在の仕事。


若い頃は、もっと自分に期待してた。
うん、恥ずかしい話!実に期待していた(笑)

勝手に自分に対して期待して、出来ない自分が現実として打ちのめされて。



「私の人生ってこんなもん」

「このまま、子供が成人するまで何となくここで働き続けるんだろうな」



無意識に、もうそう思う様になってしまったことが長い期間に及んでいた。



【諦めてしまった私】に対して、光を射した【きっかけ】がジワジワと私の中を温めだした。確実に温めだしていた。


自分のHSP気質をポジティブに活かして行こうと決めたあの日から、数日後の夜の事だった。


どうしたら活かせるのであろう?
そもそも私は何がしたいのであろう?


ふと、幼少期から自分がやりたかった事を思い出してみた。



幼稚園の時になりたかったのは?
『おまわりさん!!』


小学校、中学校の時にはどんな職業が興味があった?
『お爺ちゃん、お婆ちゃんのお世話をする人!!』


高校生の時にはどうだった?
『メイクアップアーティスト!!』



ふむふむ…
確かに、私点でバラバラなところに興味関心が移ろいやすい性格。
これはとても自負しているが、興味のある事にバーーーっと時間を費やし、また興味が出た事に乗り移る。


言葉を悪く言えば「熱しやすく冷めやすい」と言う。


これは実際に社会に出ても感じていた。
一つの事を長くやり続ける事がもしかしたら苦手なのかもしれない。
飽きない変化が常に必要なのかも…。


転職の多い人は…良くないという一般のイメージはきっとまだある。


でも、私自身はどんな職種であれ、人に塗れ、会社に塗れ、感じた事、経験してきた事だけは、とても宝であると、諦めている中でも宝だと認識はしていた。


そして、もっと心の中で私に聞いてみた。



「何故おまわりさんになりたかったの?」

『困ってる人を助けたかったから!
 困ってる人が`笑顔`になって欲しかったから!!』



ハッとする私が居る。



「何故、お爺ちゃん、お婆ちゃんのお世話がしたかったの?」

『寂しそうにしている、お爺ちゃん、お婆ちゃんを`笑顔`にさせたかったから!!』



目頭が熱くなる私が居る。



「何故、メイクアップアーティストになりたかったの?」

『コンプレックスを抱えてる子を私のメイクで`笑顔`にさせたかったから!!』




あぁ…


あぁ…


と心の中で込み上げる【想い】が熱い涙に変わって頬を伝る。



私は、『人の笑顔』が見たかったんだ。



嗚咽混じりの涙と共に、私の右上の頭蓋骨辺りに

【カウンセラー】

という言葉がパッと過った。



その瞬間、苦しいほど涙が出てきた。


「今?今その言葉が来る?」


繋がっていく、何でこんなに苦しい思いをしてきたんだろう。
私の人生、なんでこんなに波が荒いんだろう。


周りに目にするように、上手に人生を歩んで来れなかった。


妊娠、中絶、流産、ギャンブル、借金、離婚、依存、性的依存、色んな経験を重ねてきた。


それを、今「カタチ」にして行く時ですよと言われていると感じた。


沢山泣いた。
泣いて泣いて、泣きまくった。
まさかこんな事に気付けるなんて思わなかった。
ひとしきり泣いた私はとても清々しい想いの中に居た。


その『人の笑顔』が見たいという私の中の想いは、私の今までの人生に形を変えて色んな形として私自身に、【気付いて欲しい現実】を作り出していた事にも後に気付いていくこととなる。



翌日の通勤の際に眺める空は、いつもより色鮮やかで秋の空ってこんなにも綺麗だったっけ?となんだか不思議な感覚が纏わる。


職場の駐車場につき、他の社員さん達が目に触れた瞬間。
私は、何故だか涙を流しだした。
何故だか泣けてくるのである。


あぁ…
ここを卒業する。


別れと感謝の想いの涙だと
表の私に理解を促したように感じた時だった。




後の私が、これがどうゆう状態であったのかを調べた時に、これが【内観】と言うものだったと知る。


知らず知らずのうちに私はこの【内観】というもので、私の中の私と対話をしていく事となる。


去年の秋
2021年9月の中旬から、とてつもない早さで私の中に革命が起きていく。


続く



次のお話では、私の見える世界(鏡の世界)が腑に落ちた日のお話をしようと思います。
最後まで、お読み頂きありがとうございました!

次のお話↓↓↓


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