【お笑い】M-1グランプリ2020概要

M-1グランプリ2020の概要が発表された。

今まで通り、プロアマ問わず、結成15年までを対象だ。今までのフォーマットが、崩れることなく、M-1が開催されるのは嬉しい。

審査基準もこれまで通り「とにかく面白い漫才」と言うシンプルかつ素晴らしいものだ。

今までとの違い①3回戦がなくなる

まず、3回戦がない。
これは大きな変更だ。
予選で試せるネタ数も限られてくるし、調子や感覚を予選を通じて整えるのも難しくなる。

実質2回戦が旧3回戦の役割を担う用になることが予想されるため、1回戦突破の組数が大きく減ることになりそうだ。
なので、アマチュア参加者や超若手は1回戦しか漫才できないということも考えられる。
また、前までのルールでは、1回戦は通過できなくても2度目のエントリーができたが、そのルールもどうなるか気になる。

ミルクボーイ内海さんが言っていたように、祇園花月は会場になるかも注目点だ。

今までとの違い②ネタ時間変更

また、それに伴いネタ時間も変更になる。
ネタ時間は、以下の通りだ。

1回戦:2分
2回戦:3分
準々決勝:4分
準決勝:4分
敗者復活:4分
決勝:4分

以前は3回戦も3分だったがこれがなくなり、敗者復活が3分から4分に変更になっている。
これにより、敗者復活から決勝にあがって来たコンビは敗者復活でやったネタをそのまま決勝でもやれるので、少し有利になるのではないか。

今までとの違い③コロナ対策

まず特筆すべきは、1回戦が無観客になるという点だ。無観客の場合、会場の空気が普段の観客が入っている状況とまた異なってくるので、出場する漫才師はネタのチョイスも難しくなるだろう。

2回戦以降の観客の動員については、未定だ。(7/22詳細決定予定)
個人的には漫才はなるべく客を入れてやってほしい。

そして気になるのは、演者への制限の有無だ。
もし、アクリル板を挟んだ形式や、距離をとった形式だと、漫才のテンポやネタの種類も変わってくるだろう。こちらも詳細は7/22に詳細が決定する。

また、出場に際して、検温検査などの対策は施されるようなので、演者側はなるべく制限のない状態での漫才がみたい。

今までとの違い④シード権

これまでのM-1で準決勝以上の進出経験があるコンビは、1回戦免除されるシード権がある。
これまででは、昨年のM-1で準決勝以上だったので、シード権の獲得条件は緩和されている。

今までとの違い⑤アマチュア賞

これまでも、各一回戦で面白かった漫才師には、ナイスアマチュア賞が送られていたが、大会を通じて最高得点を獲得したアマチュア漫才師には、ベストアマチュア賞が送られることになる。
19年はラランドが受賞。
これにより、アマチュアのモチベーション向上にもつながるだろう。

分かっていることまとめ

①出場資格は「プロアマ問わず結成15年以内」
②審査基準は「とにかく面白い漫才」
③3回戦がなくなる
④ネタ時間も変更になる
⑤1回戦は無観客
⑥2回戦以降の観客数は未定(7/22に詳細決定)
⑦演者側の対策(アクリル板・社会的距離)も未定(7/22に詳細決定)
⑧これまでのM-1で準決勝以上進出経験があればシード権(1回戦免除)あり
⑨大会を通じて最高得点の漫才師にはベストアマチュア賞が送られる

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