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りゅうちぇるが離婚!?多様化する社会における新しい家族の形とは

2022年8月25日、タレントのryuchell(りゅうちぇるから改名)さんが自身のInstagramで、2016年に結婚した妻のpeco(ぺこから改名)さんと法律上、離婚したことを発表しました。

『これからは"夫"と"妻"ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこうね。という形になりました。』(ryuchellさんのInstagramより)

突然の離婚発表に驚いた方も多いのではないでしょうか。
※ご本人は「離婚」という言葉は使っていませんが、当記事では法律的観点も踏まえつつ、かつ分かりやすく「離婚」と表記させていただきます。

仲がいい夫婦、家族として多くの人に応援され、メディア等でも「夫としての生き方」を伝えてきたryuchellさんが選んだ「離婚」という選択肢。

今回は、ryuchellさんが発表した離婚の理由や新しい家族の在り方について、ご紹介していきます!

ryuchellの離婚理由とは?

ご自身のInstagramの投稿によると、離婚を切り出したのはryuchellさんのようですが、離婚理由は何だったのでしょうか。

ご本人の言葉から3つの理由が見えてきました。

(1)性自認によるもの

まず1つ目の理由は、性自認によるもののようです。

性自認 (性の自己認識)とは、自分の性をどのように認識しているのか、ということです。

Instagramの投稿の中で、
『"夫"であることは正真正銘の''男"でないといけないと。父親であることは心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛りつけてしまっていたせいで、''夫''であることには、つらさを感じてしまうようになりました。』(ryuchellさんのInstagramより)と述べています。

男性(=夫)らしく居ることへの辛さを感じており、自らが男性であることへの違和感をうかがうことができます。

また、
『女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした。』『そんな愛を、自分が女性と築けるとは思ってもいませんでした。』(ryuchellさんのInstagramより)と、これまでの恋愛対象が女性ではなかったことを打ち明けています。

LGBTQという考え方があるように、一概に「恋愛対象が女性ではない=性自認が男性ではない」とは言えませんが、ryuchellさんの性自認について推測できる内容と言えるのではないでしょうか。
このように、「男性(=夫)でいることへの違和感」、つまりryuchellさんの、心の性別が男性ではないという性自認が理由の1つとして挙げられます。

(2)自分らしく生きていくため

2つ目の理由として、自分らしく生きていくためであることが挙げられます。

『メディアで自分のこれまでの生き方や、“夫”としての生き方についてお話しさせていただく機会が増えていく中で、“本当の自分”と、“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました。』(ryuchellさんのInstagramより)

と、本当の自分で居られないことへの辛さや違和感を感じ、大きな葛藤を抱えてしまったようです。

『これからは、今こうして皆さまに打ち明けられた事によって、僕自身が認めてあげられた本当の自分で、新しい形の家族を愛していきたいです。』(ryuchellさんのInstagramより)
と、これからは自分らしく生きていくことを表明しています。

(3)家族を守っていくため

3つ目の理由が、愛する家族を守っていくため。

『こんなに愛する家族がいるのに、生きていくことさえつらいと思ってしまう瞬間もありました。このままでは自分が本当にダメになって、一番守りたい家族のことも守れなくなってしまうと感じ、これまでの事、今の思いを、てこ(pecoさんの呼び名)に全て打ち明けました。』(ryuchellさんのInstagramより)

家族を守るために本当の自分を隠していたのにもかかわらず、それによって自分がダメになって家族を守れなくなるかもしれない、という本末転倒になりかねない状況に葛藤があったようです。

ryuchellさんとpecoさんは、離婚後も家族として一緒に暮らしていくと語っています。

お互いやお子さんを大切に思っており、そんな大切な家族を守るための決断だったことがうかがえます。

新しい家族のかたち

ここからは、pecoさんのInstagramから、おふたりが選んだ「新しい家族のかたち」について考えていきます!

『りゅうちぇるとは ''夫'' と ''妻''、いわゆる夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました。』(pecoさんのInstagramより)

と離婚後も家族として一緒に暮らしていくという決断をしたようです。

夫婦関係を解消した後も一緒に暮らし続けるという家族の在り方は新しく、賛否両論の意見が寄せられています。

しかし、否定的な意見に対してpecoさんは『夫と妻ではなくなったとしても、家族でいたいというのはお互いの純粋な気持ち』(pecoさんのInstagramより)と、新しい家族のかたちに対して納得していることを伝えています。

家族の在り方はそれぞれですので、今後はおふたりのように自分たちに合った新しい家族のかたちを選択する人が増えていくのかもしれません。

まとめ

今回はryuchellさんの離婚発表についてご紹介しました。

多様化が進む現代では、家族の在り方や離婚に対する考え方も少しずつ変化し、様々な幸せの形が認められる社会になってきています。

離婚は必ずしも悪い選択ではありません。離婚理由は夫婦の数だけ存在します。ryuchellさんのように、自分達の未来、幸せを守るために選択することもあります。

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