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これからフリーランスになろうと思うひとへ。

※2012年2月20日 17:25 Facebook  32Pages投稿したもの

多くのなんとなく食っていけているようなITフリーランスは前職やフリーランス化がきっかけになった会社の取引が残っているもんです。

そうしたサポートがあるから最低限のエネルギー(現金になるもの)は持っている場合があります。その上で自身のキャパシティに応じた業務がふえて、それが利益となっていくものです。

もし、今の仕事が嫌だからフリーになる、と思いをふくらませてる場合明日から貴方が経営者になるというイメージで物事を考えているか、整理して下さい。

なんとなく 食っているというのは、結構ギリギリだったりします。普通に2ヶ月稼働だけでお金が入らないこともあります。それでも生きていけるようにバランスをとっています。毎月給与が入ることがなくなるからです。

もしアルバイトを辞めたい、会社を辞めたい、自分のスキルに自信があるという思いだけでフリーになるとか、ノマドでやっていけるなどと思っているのであればそれはそれで大変結構なことですが、エネルギー(現金)になるものがそこには無いでしょう。

時には突発的な事故のようにフリーになる時もあるでしょう。

仕事を探したり、アルバイトのつもりで手伝ったら、気がついたらフリーとして自立してるというケースも多いのです。

二足のわらじが履けないとフリーとしては難しいので、仕事しながら副業のようにスキルや経験と人脈によりエネルギーになる方法を押さえておく必要があります。

アイディアとやる気だけで簡単に食べていくことは極めて困難なのです

ベンチャーとヒトはいいます。スタートアップとカタカナにすることも簡単です。今はアイディアを形にしていなければ資金調達の確率は0%に近いでしょう。

仕事をするために借金をしてある程度の生活を確保する。退職金、銀行借入、金融公庫借入などをするから、「会社」を起すという結果になる場合もあります。仲間とスタートを共にするためにも、非常に有意義な手法なのです。

あなたは最低いくらあれば 生きていけますか?

オフィスのいらないノマドだと ひとは言います。しかし、日本に居る限り、私達より多い70代の人のための年金と、自分の健康保険、コレまで稼いだ額にあわせた税金の均等分割と、家賃と食費と光熱費は必要です。

十分食べて行く可能性はありますか?

もし、アイディアが先行していたり、気持ちだけが先行していたりするのであればぐっと堪えてみてください。堪えられるなら、今の仕事が辛いとか、天職は違うんだなんて気持ちとシーソーをするでしょう。

ぐっと堪えて、そのビジョンの先に社会において自分の役割がみえたのならば、その道は決して辛いものではないでしょう。

本当に不幸でフリーの道を選ばざるえないのであっても。

あてもなくフリーになるのは簡単すぎるのです。

社会にはみなさんのような、社会と自分の役割を考えてくれる人が不足しています。

会社勤めの中でそれを発揮できる人が日本を支えてました。

考えた結果、転職をすることも、今の事業を良くしていく努力をすることも、副業をはじめることも

結果フリーになることもすべてはプラスだとおもいます。

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