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記憶

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日記の「記憶」まとめ
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限界の記憶

バリーです。 私は中学生の頃、軟式テニス部に所属していたのですが、特に2年生以降は滅茶苦茶サボっていました。 このサボりは1回2回ではなく常習的で、平日の放課後はもちろん、土日の練習も部活に行く振りをしてサボりまくっていました。 私はスポーツが得意な訳ではなかったので、そもそも「テニス」というものが苦痛で、親にも中1の夏に相談しましたが、結局言いくるめられて無理に続けていました。 部活動そのものが苦痛だった訳ではないので、テニスをやらずにトレーニングのみを行う日は精力

記憶

バリーです。日記60日目です。 最近小学生の頃の記憶をよく思い出します。 晴れてるのに傘を持っていく必要がある日は、ずっと心の中で言い訳していました。昔から目立つことを嫌がる性格だったのだなと思います。 あと、小学生の頃はフラフープにハマっていて、小学校に1本だけある白色のフラフープを「ドラグーンF(ファントム)」と呼んで愛用していました。 縦に転がしたフラフープを蹴り上げるという遊びをよくやっていたのですが、蹴り上げすぎて木に引っ掛けてしまったことを覚えています。 正

嘘と嘘の記憶

バリーです。日記92日目です。 ふと思い出す記憶なんですが、小学生の頃、授業で「自分の好きなものを教室の前で発表・紹介する」という回がありました。「自分の好きなもの」については実際の物を学校に持参し、発表するときに提示してくださいとのことでした。 事前に何を紹介するか考えて物を準備しておく必要があるわけですが、私はそれを発表当日の朝、家を出る30秒前まですっかり失念していました。 30秒で考えた結果、全く思い入れの無い”ミニカー”を持っていくことにしました。どうやって手に

オフ会の記憶

バリーです。日記118日目です。 特筆すべきことが無いので、過去の出来事を消費します。 中学生の頃、一度だけオフ会に参加したことがあります。 夏の暑い日でした。 当時、私はインターネットしかやっておらず、あるポケモンの同盟サイトに入り浸っていました。 そのサイトでは関東のメンバーでよくオフ会をされていましたが、私は関西在住だったので「僕も参加したいなぁ」と思うだけでした。中学生ですから、そんな遠出は出来ません。 しかしある日、そのサイトのメンバーの一人が同じ関西在住だと

壁の記憶

バリーです。日記123日目です。 高校生の頃、ある文化系の部活動に所属していたのですが、卒業に際し、ある部員の女の子が同期全員に手紙を書いてくれました。 その中で最も印象的だった記述は、「あなたとは壁を感じることがある」という旨の文です。 これは私の悪癖で、一度「この人とは分かり合えないかもしれない」と思った相手とは積極的なコミュニケーションを取れなくなることがあります。特に同い年の人とだとそれが顕著です。 (年齢が違う場合はそれ自体が会話のフックとなりやすいため)