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コロナ回復期の薬膳メニュー② ~エネルギー不足で起こる便秘に

さて第2弾は「さつま芋のはちみつ煮」

「エネルギー不足で起こる便秘」の解消を目指した薬膳レシピです。

実はコロナにかかった後に起こりやすいのが便秘。

原因はいろいろ考えられますが、ひとつにコロナに罹患し体力を消耗したことで便を出す力が不足して起こる便秘があります。

便意があってトイレに行っても疲労感ばかりで出ないならそのタイプ。

薬膳では、気の不足によって消化機能や腸の動きが低下するため、
便秘になっていると考えます。

体のエネルギー「気」を補って排便する力を高めましょう。

そこで今回は、気を補いお通じをつけるさつま芋、はちみつを選択しました。

はちみつには腸を潤す働きもあるので、硬くて出にくい便秘の時にもおすすめです。

みかんの皮は気の生成を助け、巡りをよくする働きがあります。

のどが過敏な状態でなければ刻んだみかんの皮を添えると更に効果的です。

さつま芋のはちみつ煮の材料です

<材料(2人分)>

さつまいも 100g(中1/2個)
はちみつ  14g(小さじ2)
みかん絞り汁 30cc (1/2個)
水 200cc(カップ1杯) 

<作り方>

①さつまいもは皮ごと7mmの厚さにスライスしてボウルにはった水(分量外)にさらしておく。

②みかんをよく洗い、横半分に輪切りにし、汁を絞っておく。皮は少々残しておく。

③鍋に水を入れ、はちみつをよく溶かしたあと、水気を切った①を加え、火にかける。沸騰したら弱火にし、10分ほど加熱する。

④さつま芋が柔らかくなったら、火を止めて②のみかん汁を入れる。
粗熱が取れるまでそのままにしておく。

⑤④を器に盛り付け、みかんの皮をみじん切りにしたものを上から散らす。(喉が過敏になっている場合は控える)

※みかんが手に入らないときは、市販のジュースでも可。

さつま芋とはちみつの甘さ、みかんのさわやかな風味がおいしいデザートです。

簡単なので、ぜひお試しください。


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