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コロナ禍の二人目どうする問題2021

息子が2歳になった。来年私は33歳。現実味を帯びてくるのが、二人目どうする問題だ。

これは以前にも書いたことがある

その頃ネックだったのが年齢だ。が、事態は一層深刻になった。そう、例の新型コロナである。

新型コロナ関連の、妊婦さんの悲しいニュースを見て、心が張り裂けそうだった。
それまで周りの友達に妊娠している子が多かった事もあり、コロナ禍の妊娠についてあまり気にしてなかった分、急に怖くてたまらなくなった。そして何より、コロナがこんなに長く続く羽目になるとは思わなかった。

それは旦那も同じだったようで、私と同じくらい、下手すりゃそれ以上に心配症の旦那は、絶対に今は子供を作りたくないと言う。

でも、年齢だって、コロナと同じくらい無視できない問題ではないのか。 

冒頭にも書いたように私は来年33歳だし、旦那は来年41歳になる。実際子供一人育ててみて分かるが、歳をとるほど育児はしんどい。長引けば寝不足すら死活問題だ。その上二人目ともなれば、大変さは倍増だろう。

こう書くと、そこまでしんどいのならわざわざ今、二人目を作らなくていいのでは?と思われそうだ。私も思う。でも、子供が欲しいっていう感情って、それが何人目だろうが理屈で説明出来るものではない。そしてそれは、誰にも責められない。

一部、「コロナ禍に妊娠するなんてありえない」と妊婦を叩く者がいる。ごく一部だと思いたい。
だが、不妊治療している人にとって、一年というのは物凄く貴重な時間だし、たとえそうでなくても「妊娠は不要不急じゃないから控えろ」なんて言い切るヤツは何様なんだと思う。一体お前は誰なんだ。

コロナはいつ収束するか分からない。もうしないかもしれない。共存していくしかないのかも。

結局自分達の人生なので、誰に何と言われようと産むも産まぬも決めるのは自分だ。正しい答えなんてないのだから。
そう考えると妊娠とは、究極のエゴなのかもしれない。但し、かけがえのないエゴ。

だからこそ、時期は私と旦那、二人が納得して決めたい。どちらかだけの希望で時期を見送ったり、または妊活を強行するものではないと思う。

だからこそ、「俺は最悪子供は一人でも全然いい」という旦那の意見をハイそうですかと受け入れられない。
本当はこの事についてもっと話し合いたいのに旦那はそれがどうも嫌らしい。
未来のことについてとことん話し合いたいと押しまくる私に旦那は

「妊活とか時期とかそんなの意識せず自然に任せたい!!」

と言った。息子の時もそうだったが、変に意識すると嫌になるらしい。
まずゴールを決めて計画を練って、それに向かって着々と歩みを進めていくことにこそ安心感を得る私とはまるで正反対というわけだ。
変に機嫌を損ねられても困るのでそれ以上は言えなかった。そのあえての計画性の無さが私を最も不安にさせるということを旦那は解っていないのだろう。それでも黙るしかなかった。一人では出来ないのだから。

くそ!!コロナの野郎!!


妊娠に限らず、コロナに人生設計を崩された人が、一体世界中でどのくらいの数いるのだろう。それまで当たり前にしていた事を躊躇わなくてはいけない世の中がこんなに長く続くなんて、誰も予想していなかった。

……で、コロナって、いつ終わる?


考えれば考えるほど、最終的にこれに行き着く。

私がまだ20代とか、そのくらいだったらもっと悠長にいられたんだろう。
でもそんな事を言ったって時間は戻らない。
コロナがいつ終わるかなんて誰にも分からない。

それなら、未来のことを考えるべきだ。

子供はあと一人欲しい。それは確か。
33歳のうちに妊娠したい。それも確か。
でも今は妊活できない。悲しいけど、それも確か。

こうなったらウジウジせず未来を見据えて今出来ることをやるしかない。

今だから出来る事
☑︎夫婦仲良くいること(超重要)
☑︎運転免許を取る(これも多分重要)
☑︎息子一人に捧げられる時間を全力で楽しむ(最重要)
☑︎夫婦共に各々妊娠しやすい身体作りを整える


コロナっていつ終わるの?
妊娠しても大丈夫な世の中って、いつ?
そしてそれって誰が決めるの?

分からないけど、いや、分からないから腐らずに、
いつでも準備万端スタンバイオッケー!の状況をキープしておこうと思う。私にとって一番辛いのは「現状何もできない」という事。

やるべき事が見えていると、人は頑張れる。希望を持てる。

どんな小さな事でも、行動する事が唯一、妊活すら始められない不安や焦りを、和らげてくれるのだ。







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