チェスのレシピ（９） チェスでまずスコア1000点超えを目指す人のために
スコアが900点から1200点あたりのプレイヤーのゲームを数百局分析したところ、負けたほうの９割近くに以下の傾向がありました。
（１）序盤の駒組みでミス
（２）序盤で相手の緩手や悪手を見逃し
（注）ここで言う序盤とはおおよそ初手から10手目ぐらいまでです。
チェスにおいていかに序盤が大切かということだと思います。
早速また序盤の局面を見てみましょう。
黒がシシリアン・ディフェンスを採用し、白がBb5としてきた局面です。おそらくよく出くわす局面でしょう。なぜなら、白のBb5はソフトの最善手として示されることが多い手だからです。定跡のひとつといえるかもしれません。
しかしながら、次の黒の手に白が対応を誤るとたちまち劣勢になります。
Nd4
白の対応はおそらく次の３択です。
（A）ナイトでナイトを取る。
（B）ビショップを逃げる。
（C）放置する。
どの場合も数手先まで考えてみてください。
答えと説明は次回！
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