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吉田拓郎対中原誠名人戦

吉田拓郎が将棋好きなことは一部の人には知られているが、中原誠名人と盤を挟んだこともあるのであった。

中原名人! こんな私ですが、ぜひ一局、お手あわせを(飛車角桂香落ちで)

上のお願いは、ファッション誌「ノンノ」に掲載された吉田拓郎のエッセイの一文。

これがきっかけでなんと対局が実現してしまうのだ。

昭和50年4月12日、目白の椿山荘で行われた。六枚落ち。

「近代将棋」昭和50年6月号に結果と棋譜が載っているので、興味のある方は古本屋などで同号を見つけてください。

同じ日、同席した井上陽水とも名人は指したらしく、その棋譜の一部も掲載されている。


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