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チェスのレシピ(58+) チェスでまずスコア1000点超えを目指す人のために(番外編コラム)

昨日、第35期竜王戦7番勝負第2局の中継を観ていました。

81手目、藤井聡太竜王の4六金です。チェスをやっている人にはすぐにこの手が第一感として浮かぶと思います。相手の金をピンして(&金取り)、銀取りにもなっています。両方を受けることはできません。

チェスでこの技が決まったら、「勝ったな」と思う瞬間です。藤井竜王がこの手を指した時に勝ちを意識したかどうかわかりませんが、会心の一手だったことは間違いないでしょう。

藤井竜王(当時はまだ竜王ではありませんでしたが)が時折チェスっぽい手を指すことがあると気がついたのは二年ほど前のことだったと思います。将棋とチェスは似ているのでどこがチェスっぽいか聞かれてもうまく答えられないのですが、ああこの手は四筋をオープンファイルにするためのサクリファイスだよな要するに、などとチェスの戦術として理解できることがあったりします。

自分がチェスをやるからそう見えてしまうだけかもしれませんが、藤井竜王の将棋にはどこかチェスが潜んでいるような気がしています。

チェスに興味がある方は下をお読みください。


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