折々のチェスのレシピ(254)
ダニッシュ・ギャンビットを黒が途中で拒否し、白が絶好の駒組みを作った序盤です。
ダニッシュ・ギャンビット特集で、ダニッシュ・ギャンビットはその対応を知っている人には勝てないと書きましたが、知らないプレイヤーと対局すると、みるみるうちに、上のような駒組みを作ることも可能です。
次に白は、
e5としてがんがん攻めましょう。e5の目的は、h7への効きをなくすためです。以下、長いですが、初手からご覧ください。
メイトまで行っていませんが白の勝ちです。ここから黒が勝つ方法はありません。ダニッシュ・ギャンビットを拒否する権利を黒は有しますが、相当うまくやらないと今回の例のように早くから形勢を損ねてしまうことが多いです。これについてはいずれまた。
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