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折々のチェスのレシピ

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「チェスのレシピ」と「新・チェスのレシピ」でご紹介したレベルの知識がある人向けになりますが、必ずしも飛び抜けて高度な内容ではなく、日々のチェスライフにおいて役立つ手筋や知識を折に… もっと読む
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2024年3月の記事一覧

折々のチェスのレシピ(345)中盤戦

中盤の局面ですが、すでに黒にはうまい受けも攻めもなくなっています。 次に白からはNd5とい…

折々のチェスのレシピ(344)中盤戦

初めて駒がぶつかった局面です。 取るか放置するか、どちらでもよさそうですですが、実際にど…

折々のチェスのレシピ(343)中盤戦

大局観が必要とされる中盤の局面です。 黒は低い陣形で攻めの糸口を与えないような作りをして…

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折々のチェスのレシピ(342)中盤戦

中盤は中盤でもメイトまで考えて手を作りたい局面です。 白としては黒の陣形(キング周辺)を…

折々のチェスのレシピ(341)中盤戦

駒がぶつかり始める中盤の入り口といった局面です。 この辺りではもう大きな方針を立てて攻め…

折々のチェスのレシピ(340)中盤戦

黒が白を追い詰めているようにも見えますが、まだ多くの駒が残っており簡単にはメイトできず、…

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折々のチェスのレシピ(339)中盤戦

チェスの中盤は(当たり前ですが)序盤ほど再現性が高くはありません。よって様々な駒組みや駒の損得、手得手損、無数のパターンが出現しますが、それらのパターンを大別して指し手の方針を決めていくことは可能です。演繹的に読み込んで次の一手を考えることも必要ですが、大きな括りでざっくりと局面を把握すると大きなミスをしなくなります。 もうメイトやそれに近いところまで読んで指し手を考えたい局面です。実は黒が一手ミスをするとメイトできてしまいます。すなわち、 ここで黒がビショップを捕獲しよ

折々のチェスのレシピ(338)キャスリング考

もはや説明が不要な局面です。 黒が窮地に陥っていることは、どこから見ても明らかです。 キ…

折々のチェスのレシピ(337)キャスリング考

やや急戦調の対局です。 今はまだ大丈夫なように見えますが、e2のナイトがいずれ浮き駒になっ…

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折々のチェスのレシピ(336)キャスリング考

前回ととても似ている局面です。 これも黒がセンターの攻防に失敗した結果です。この段階で黒…

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折々のチェスのレシピ(335)キャスリング考

黒は選択肢を制限されてしまっています。 キャスリングを含めた選択肢が豊富にある白に対して…

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折々のチェスのレシピ(334)キャスリング考

序盤から駒を捌き合う急戦調の一局です。キャスリングを観点に入れて下の局面を評価してくださ…

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折々のチェスのレシピ(333)キャスリング考

キングが狙われると焦ってしまうのが人の心理ではあります。 白は駒得してはいるものの、ルー…

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折々のチェスのレシピ(332)キャスリング考

下の局面、キャスリングの選択肢を残しておきたくなるかもしれません。 だとするとなにか合駒をしなければなりませんが、どうやってもうまい方法はありません。そうなるとキングを逃げるしかありません。逃げ場所は二つです。さて、どちらがよりいい逃げ場所でしょうか。 f1のほうが断然いいです。なぜなら、白のe5のナイトが浮き駒になっているからです。次に白はこのナイトをどうにかしなければなりませんが、単にどかしてしまうとBxb2があります。そこでナイトにポーンで紐づけてくるはずです。