折々のチェスのレシピ(339)中盤戦
チェスの中盤は(当たり前ですが)序盤ほど再現性が高くはありません。よって様々な駒組みや駒の損得、手得手損、無数のパターンが出現しますが、それらのパターンを大別して指し手の方針を決めていくことは可能です。演繹的に読み込んで次の一手を考えることも必要ですが、大きな括りでざっくりと局面を把握すると大きなミスをしなくなります。
もうメイトやそれに近いところまで読んで指し手を考えたい局面です。実は黒が一手ミスをするとメイトできてしまいます。すなわち、
ここで黒がビショップを捕獲しよ