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先生、私を卒業させます

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おだんごさんの創作「先生、私を卒業させます」を勝手にマガジンにしています。
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#創作

先生、私を卒業させます(創作)8話 最終回

先生、私を卒業させます(創作)8話 最終回

第8話 青柳、水泳部だろ

今までのお話はこちらから。

あのさ、結婚するんだって。

久しぶりの電話口の望月の声は、少し大人びていた。

私も望月も高校2年生になった、冬の入り口にそのニュースは唐突にやってきた。

椿山中学校の生徒会仲間であり、かつて恋焦がれた望月とは、別の高校に進学した。

舞子ともハムとも、進学を機にみなバラバラになって、顔を合わせることは少なくなった。

でさ、サプライズ

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先生、私を卒業させます(創作)7話

先生、私を卒業させます(創作)7話

7話 近田くん、あなた変わりすぎよ。

これまでのお話はこちらから。

夕方5時。

虹子が奥で仕込みのスープを味見していると

カランコロンと扉が開き、陶子の声がした。

珍しく陶子が舞子ちゃんと敬君と、近田君を連れてきた。

一気に店内が明るくなった。虹子には人の背中に色が見える。それは別に特別な力ではない。

賑やかに言葉を交わす一同の色は、綺麗に混じり合って調和していて、見ている虹子を幸せ

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先生、私を卒業させます(創作)6話

先生、私を卒業させます(創作)6話

6話 陶子、それって奇跡だよ

前話までのお話はこちらから

望月に彼女ができた。

体育祭の盛り上がりの後、夏休みを終えて新学期が始まると、望月は剣道部のゆみちゃんと付き合っていた。

寝耳に水。とはこれか。

2人は別にイチャイチャベタベタもしていない。

ただ、生徒会の終わる頃に、ゆみちゃんが生徒会室に望月を迎えに来るようになった。

中学生の付き合うとは?

登下校を2人ですることにほかな

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先生、私を卒業させます(創作)4話

先生、私を卒業させます(創作)4話

4話 校長、近田先生のあれは演技です。

前話はこちら

椿山中学校のモットーは自主自立。

これからの時代は、あなたたちが考えて発信して
新たな価値観を創造することが求められます。
既存のルールや慣習にとらわれすぎず、自分に生まれるイメージやこだわりを自由に表現してほしい。私はそう思います。

と、小山田校長は5月8日の朝会でそう仰られましたよね。

ハムが一言一句淀むことなく、その校長先生の言

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先生、私を卒業させます(創作)2話

先生、私を卒業させます(創作)2話

第2話 舞子、さすがにやりすぎです。

1話はこちら

どうも。私、青柳 陶子《あおやぎ とうこ》15歳。

ご興味あれば↑あちらをクリック。詳細は1話に。

土曜日の12時半。私は生徒会室で舞子と

お弁当を食べていた。

舞子とは。
同級生の木更 舞子《きさら まいこ》だ。
身長160センチ、漆黒の長い髪は艶めいている。
舞子は生徒会副会長。ちなみに私は書記。
バスケットボール部に所属している

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先生、私を卒業させます(創作)

先生、私を卒業させます(創作)

1話 先生、漫画の読みすぎです

私、青柳 陶子。椿山中学校の3年生。
身長155センチ。体重は言うわけない。
部活は水泳部。生徒会の役員をしている。

今、私の目の前にいるこの人。

近田 武志、28歳。椿山中学校の理科教師。
身長175センチ。体重なんかしらないが痩せ型。
部活は囲碁将棋部顧問。生徒会の担当教師。

今、ここは生徒会室。

私は来月の学年行事の栞を下書きしていて、
近田は、隣で

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