介護日記「胃癌の母②手術できない」
胃癌を告知されてからの母。
末期のため手術もできないと言われました。
そのため、残る治療は抗がん剤、放射線治療、投薬治療です。
それでも母は「治す!」と言ってました。
治療する=治る
と思っているんだな~と思いました。
私も卵巣嚢腫の手術したら”治る”と思ってましたよ(笑)今の私からしたら本当にアホでしかないんですが手術をすれば悪いものが無くなって、”治る”と思ってたんですよね~。。。まさに自分の身体なのに何も考えてなかった典型です💦お恥ずかしい・・・
そしたら退院後の診察で会話していた時に医師がなんとなく「まー、内膜症は治らないもんね~」と当たり前のようにぽつりを言ったことにショックを受けたことがあったな~。ぶっちゃけ「初めから言ってよ!」って思ったアホな私。でも勘違いするよね?!(笑)
「切ったら治る」
「悪いものが身体から切除されれば元に戻る」
でも、じつは悪いものは他にあって・・・
さて、母の話に戻ります。
母はちょうど胃と食道の境い目に癌が居たので切らずに抗がん剤治療などをやっていこうと医師から言われてましたがすでに食欲もあまりなく、体重も減って痩せてきていて体力もなく、心配でした。
診察室では良く分からないカタカナの名前を医師が沢山使うもんだから全然ついていけてない母。姉や兄などは何となく理解できるも本人はついてけない状態。
でも、それでも診察は終了するんです。患者本人がちんぷんかんぷんなまま診察終了。
母は「とにかく先生の言う事に従っていればいい」的なかんじで私だけなんとなく腑に落ちない気分のまま治療が始まったのです。。。
つづく
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