CryptoNinja 二次創作 第9話

#CryptoNinja #二次創作

「そうだった。

言う事を忘れていた。

忍法を覚える時は、自分自身がどのように忍法を扱っているかを

常に想像しておけ。

強い忍術は、その分

自分自身が思い描いた忍術も強い物だ。

その代わり強い忍術ほど覚える期間も長くなるけどな。」

なるほど。自分が想像したような忍術が使えるように

なる訳か。そして、強い忍術ほど覚える期間も長くなると。

それでは、なるべく強い忍術を思い描いた方がいいな。

どのような物にしようかな?

強い炎。原子爆弾が落ちたような広範囲に強烈な炎が

いいかな。

口から炎を吐き出すのでは、小さくなってしまうな。

目で睨みつけたら一面に炎の海になるというのがベストかも

知れない。

よし!

この方法に決めたぞ。

このやり方を頭に張り巡らせて於兎から言われた通り

目隠しもしよう。

そういえば、人間の脳のほとんどは死ぬまでに

ほとんど使われていないと聞いた事があったな。

まだ、解明されていない謎の部分が沢山あるという事だろう。

しかし、於兎はまだ火遁の術が使えないのか

とか言ってきそうだよな。

普通、口から炎を吐き出すからな。

まさか、目で見て一帯を炎の海にする忍術を考えているとは

思わないだろうなぁ。

規模は、そうだな。

山が一瞬で燃えるイメージにしよう。

やはり、出来るならば強力な忍術を覚えたいからな。

それにしても、目隠しをすると本当に不便だな。

音を頼りに動いているけどうまくいかない。

於兎からは、野生の動物を狩って来てと言われた。

目隠しのままするのかよ。

確かに、目隠しを外したら手裏剣の応用で狩りも簡単に

出来るきがする。

今よりも強くなる為だ。仕方がない。

ん?ちょっと待てよ。

狩りをする時に目隠しをしたまま動物を忍術で燃やせないかも

実験してみる事にしよう。

これならば、一気にレベルアップできそうだ。

あれっ

何かが走っていく音がしたぞ!

行ってみよう。

何かがいるぞ!

辺り一面が炎に包まれるイメージをして

・・・・・・・・

何も起こらない。

まぁ、当然かぁ

音を頼りに動物を仕留めにいくか。

機会があれば炎で焼き殺すイメージを行っていこう。

数日後

動物を狩りに行ったり魚を取ったり果物を取ったり

する事は目隠しをしていても簡単にできるようになった。

於兎からは、

次は、目隠しをしたまま耳せんもするように言われた。

視覚の次は、聴覚か。

五感を1つづつ無くしていく考えだな。

やるか。

音も聞こえなくなったぞ。

どうやって、食べ物を手に入れる。

あれ、今まで気が付かなかったけど

微かだけどいろいろな物から匂いがするぞ。

匂いを頼りにしていこう。

術を1つ覚えるだけでも大変な作業だな。

次回に続く

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