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ミニ四駆

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#ピボット

ロックピボットに働く力の作用~通常のピボットとの違いについて~

ロックピボットに働く力の作用~通常のピボットとの違いについて~

ミニ四駆では、コーナー走行時に可動するバンパーを大別すると、スライドダンパーとピボットがあります(可動するバンパーとしては他にアンカー等もありますが、趣旨が違うので本件からは除きます)が、どちらも基本的には、コーナー進入時にコースフェンスにふれた時のショックを吸収、マシンの走行安定性を高めてコースアウトを防ぐもの(ピボットはツッコミ時の車幅を狭める事で更に完走率を高める意味合いを含む)です。

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スラダンの構造と役割を考える

スラダンの構造と役割を考える

スライドダンパーとは、コーナリングなどでコースフェンスにふれた時のショックをローラーが左右にスライドして吸収、マシンの走行安定性を高めてコースアウトを防ぐGPUで、現在は特にデジタルコーナーや連続ウェーブ等のあるコースで皆さんよく使われています。
スラダンを自作する人もいて、結構見掛けるのでは無いでしょうか?

基本的には常時稼働するものであり、「付けると遅くなる」と言う人もいます。
意外と速い方

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ロックピボット・愛称「ホチキス」を閃いたw

ロックピボット・愛称「ホチキス」を閃いたw

私は元々ギミック大好きで、ネットで見た新しいモノや、身近な物から妄想を広げて、理に叶いそうだと思うと合間みてチマチマと作る毎日を過ごしてる。

以前にロックピボットも作っていたのだけど、非常に位置関係が難しいのと、そのままだとローラー位置が下げられない点に、愛用Xシャーシは特に苦慮していた。

ロックピボットとは、通常のコーナーでは稼働せずに踏ん張り、デジタル等で稼働させるピボットで、常時稼働とい

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デジタルコーナーを少し考える

デジタルコーナーを少し考える

デジタルコーナーとは、公式5レーンで半径9角、3レーンで半径8角ある多角形のコーナーです。
ミニ四駆は基本的にはリジット(固定式)バンパーのため、デジタルコーナーでは角の度に内側へ弾かれてジグザグに走行する事になり、減速するのは勿論、最悪の場合は壊れることも想定されます。
TAMIYAでは、デジタルコーナーをスムーズに抜ける為に”スライドダンパー”を販売していて、バネの減衰でバンパーを左右にスラ

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