更年期は「ツライのドツボにはまる」

昨日は一日死亡。
トイレとベッドの往復のみしか出来なかった。


更年期症状の中で
個人的に一番ツライのは、メンタル。

こんなこと思ったことがない
という思考がやって来る。


自分はもう死んだほうがいいとか
いないほうがいいとか
あの人もそう思ってるとか

完全におかしい。


さらにやる気が出ない。
それって普通でしょ、と思うかもしれないが
説明ができないくらい、違う。

完全に、うつ病。
(脳波をとってみたら完全にうつ病です、と言われた)
(完全にうつ病ってなんだよ、とイラっとする)


さらに頭は回らない。
アルツハイマーになったのかと怖くなるほど、
記憶力・判断力が低下。

火をつけて忘れるとか
洗濯して干すの忘れるとか
やり始めたことを忘れるのもザラ。

なんとかしたくて
メモなどして貼ってみるが
メモして貼ったことを忘れるのだ。


何をするにも億劫。
何をするにもネガティブ。
何をするにも感情が暴発する。

大人だろ、抑えてやれよ、みんなそうして頑張ってるんだからさ。

そんなことは当然わかってる。
今までそうしてたんだからさ。

単純にストレスなんじゃない?とか
今まで頑張って来たからじゃない?とか
そういうんじゃないのよ、本当に。

頑張ってやれるならやってるよ!!!とキレたくなる。
てか、キレたけどw

本当に出来なくなるんですよ、脳みそが。
脳みそが動かない、というのを実感するんです。
これって、すごく怖い。

だって、わからないんだもん、本当に。
どうしたらいいかとか。
おかしいことすら、わからないから。


人格否定もする。
自分を全て否定する。
一事が万事だから、こんな自分はダメなんだ、と。

あれが出来なかったからダメなんだ。
これも出来なかったからダメ。
あの時のあれも今のこれも….と、とにかく自分にダメ出し。


さらに判断力やら何やらがつかなくなったりするから、
人間的に終わった…となる。
今までの功績(というほどのことはないが)も、無に帰す。

その、ドツボにハマる。


これが、更年期か。と思う。
それだけじゃないとは思う。
けど、きっかけは更年期であると思っていいと思う。

なぜなら、あまりにも突然やってくるから。


一般的にはうつ病。
実際、更年期、と言わずに受けた検査の時には、うつ病診断。
更年期と言って受けても同じだったけど、
実際、わからなくて医師でこの辺りわかる人にあってない。

5件くらい行ったけど、主観的な症状だから仕方ないのかもしれない。

それが更年期との因果関係なのかどうかとかが知りたいのだけど
その辺りはホルモン値でしかないのかもしれない。
(ホルモン値については、相当な値であるとは言われた)


症状には体質もあるだろうし、考え方のクセもあるのだと思う。
私は生理痛も重かったし(若い頃は注射打ってた)
人に自分のネガティブを見せたら申し訳ないと思うので
外ヅラ良くしてしまうので
そういう意味では表裏がある。

そういう傾向からも症状は重く出るのかもしれない。

だとしても、だ。


それが体から来てて、
年齢で訪れるもので、
誰しも訪れるもので、
ということを知るまでは、本当に怖い。


ホルモンの値が今までより、
FSHは30倍、
LHは50倍くらい高い。

ホルモンの値だけでは測れないこともあると思うが、
更年期障害になってみて、
調べてみて、

今まで学んで来たことと照らし合わせてみると、
なるほど、だからか、と思うことは多い。


今こうして書くようにしてるのも、
客観視できるようにするため。

書いているときは客観的になれるから、楽。
そしてこうしている間も、症状は色々出てる。
目眩、感情の起伏。

漢方を飲むと、少しおさまる気がする。
まだ飲み始めて2週間ほどだけど、す〜っと少しおさまる瞬間が訪れる。

薬(最近は飲まないが)を飲んでたときも、
注射にしても、きく瞬間を体感する。
私はそういう感覚が過敏なところがあるからわかるのかもしれない。
(人に聞いたらそんなのわからんと言われる)

ちなみに私が飲んでいる漢方は、
加味逍遙散。(かみしょうようさん)
イライラ系に効くらしい。



こうして書けるようになるには、
やはり認めることだ。

自分の状態、加齢、これが自然であることを。

自分に起きていることに、あらがわないことを。

頑張ろうと思っても、頑張れない時がある。
ホルモンの状況がそうだから、無理なのだ。
(そういう間も、放置している仕事からは突っつかれる。
 それはそうだ。責任だから。
 が、それすらも難しいのだということは、理解してもらえるわけではない。)

↑が、ここまで客観視出来るようになって来たから、
出来るかもしれない。
(周りに言ったら怒られそうだ。休めと。やるなと。)



ま、ここまで出せるようになるまでにも、1ヶ月以上かかっている。

この1ヶ月は、闇の中にいるようだった。

その間、立て続けに問題が起き、
大体の問題にいるのは私だ。
まるでトラブルメーカーだ。


同棲していたパートナーは、一時避難の為出て行った。
私のこの状態を救おうと必死になり、本人がおかしくなった。
それでは私は何も自分に取り組めない。
変な言い方だが、安心しておかしいを認められない。


なので、それでは助けられないでしょうよ、と、話したら、
時間が欲しいと出て行った。


ご飯のことなど考えなくて良いから、気が楽だ。
人のことを考えている余裕がないのだから。

これが子供がいたり、親の介護をしていたりなど、
色々な状況が重なっている人の更年期時期となったら、
一体どれだけ大変だろうかと思う。

辛いだろうなぁ。


更年期になって思うのは、
自分が認めることと、周りの理解。
そして大切に想ってくれる人たちがいることだ。

姉と友人に心から感謝している。


今日は調子が良さそうだから、動こう。


人それぞれの更年期。
こういう更年期もある、と記しておくことで、
1人でも楽になったり、
周りの人への理解に繋がることがあったら、
私の更年期も救われるねw

(そう思って書いてるわけじゃないんだけど)



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