韓国女性の髪が長いのは…
最近の牛角のキャンペーンが炎上していた。
キャンペーン内容はこれ↓
炎上理由は…
「なんで女性だけ⁈」
「男性差別だ!」
牛角の意図としては、デートで男性のお財布に優しくって事だったらしい。
でも、それって昭和的な発想よね。
最近はデートでも割り勘が普通らしいので。
それに、牛角ってあんまりデートで行くイメージない。
だからこそ、デート利用を!って言いたいのかもしれないけど、無理あるよね。
で、そんな牛角の炎上で思い出した事があるので、今日はその話しを。
韓国ドラマ好きな私も思っていたし、K-POP好きな人たちの間でも有名な話しだけど。
韓国女子は圧倒的にロングヘアーが多い。
というか、ショートヘアがいない。
短くても顎のラインまでのボブヘア。
それは何故なのか?
誰か忘れてしまったけど、Voicyのパーソナリティの女性が、ちょっと前にその理由を話していた。
ざっくりと理由を言うと…
『ショートヘアだとフェミニストだと思われて男性に反感を持たれるから』
フェミニストとは簡単に言うと…
【男女同権論者。 女性解放論者】
英語的には【女性に優しく接する男性】いう意味で使われる事が多いけど。
ではなぜ韓国男性はフェミニストに反感を持つかと言うと、それは韓国では男性にのみ兵役が義務付けられているから。
いくら国民の義務だと思っていても、10代後半から20代という若くて一番イイ時期に、2年間という長期間を軍隊で過ごさねばならないというのは、本音ではすごく辛いと思う。
俳優や歌手という人気商売はもちろんだけど、それ以外の職種の人にだってキャリアに影響出るし、しかも閉鎖された空間には、過酷なイジメや暴力が付きもの。
脱走したり、自殺する人も多いと聞く。(韓国ドラマでもよく描かれる)
そんな労苦に2年も耐えなければならない男性からみたら、
『フェミニズムを語るなら、おまえも兵役義務を果たせ!』という気持ちになるのは、当然な気がする。
だから女性たちは、反感を持たれるのが嫌だというよりも、そんな男性たちの辛さがわかるから、女優やモデルが仕事でする以外は、自らショートヘアを選ばないのだそうだ。
女性のロングヘアーに、そんな意味合いがあったなんて…。
それに、韓国の兵役義務には、侵略という歴史を持つ日本人としての心情もあるから、なんかちょっと…語彙力なくてなんて言っていいかわかないけど、真摯な気持ちになる。
韓国映画『マルモイことばあつめ』は、侵略した日本人が母国語を禁じて、無理矢理日本語を話させたり、歴史的な資料や書物を処分させた中で、母国語を守ろうとした人々の話しで、何かを煽るようなものではなく、史実としてちゃんと描かれていて、とても良い映画だったし、同時に身につまされた。
最近、満員電車でのオジサンの臭いに関して発信した女性アナウンサーが炎上して、事務所を解雇されたり、自民党総裁戦のポスターを「オジサンの詰め合わせ」と揶揄した女性タレントが炎上したりと、オジサン擁護な風も吹いている。
ずっと男性優位できて、男性側の反省すべき点もあるけど、男性だって辛いのよ…という気持ちは、理解したいなって思う。
ということで、男だ女だじゃなくて、辛さは人それぞれで、十把一絡げ(じっぱひとからげ)で語るのは良くないな…という結論で締めたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?