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コートを買った(季節外れ)
猛暑日が続きますが、ショップでは早くも秋冬モノがちらほら展開されてきています。
季節はかなり早いですが(汗)気に入っているセレクトショップのL'ECHOPPEでシンプルなベージュのバルカラーコートを6万6千円で購入。
ここはエディフィスのバイヤーだった金子恵治さんが2015年に立ち上げたショップで、個人的に金子さんのヴィンテージへの徹底的な拘りをリスペクトしております。特にLEという自社ブランド展開は今を時めくデザイナーCOMOLIの小森啓二さんが監修しております。上質でシンプル、押し出しは強くないけどよく見るとカッコいい、、、そんなブランドです。
さて、このLEのコートはネットで一目見て購入を決めました。理由は袖をみてください、一枚袖の仕立てになっています。
数年前から古着屋さんでバーバリーの一枚袖が人気が出て価格高騰してました。私も数年前に80年代のバーバリーのネイビーのバルカラーコートを確か8万円で購入、、、古着にしてはちょっと高いなあと思いながらも当時は争奪戦の様相もあったので、、、いってしまいました(汗)ただ現行品でベージュのスタンダードなのが欲しいなあとずっと思っていたところ、L'ECHOPPEのオリジナルで見つけたのでした>即買い!
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一枚袖の良さについて書きますと、通常はバーバリーなどのコートは二枚袖といって二枚の布を縫い合わせて袖がつくられます。これにより構築的なシルエットになり、肩もしっかり出る感じになります。一方でバーバリーがたまに展開していたレアな一枚袖というものがあります。これは一枚の布で袖ができておりましてペロ~んとして肩が落ちるのです。変な例ですがポンチョみたいな感じになります。これが実にいい雰囲気なのですね、、、
おそらく数年前からのトレンドのゆったりと量感のあるビッグシルエットのブームの中でバーバリーの一枚袖が再評価されたのだと思います。
これは個人的な意見ですが、ゆったりシルエットは50,60代おっさんにはとても似合うと思っています。まあ体形が隠れるメリットもありますし何よりも動きやすい、疲れない。極端にストリート系の若者的着こなしでなければ、シンプルなデザインのコートやシャツについてはゆったり目はおっさん向きだと思います。
ただ自分もそうでしたがアレルギーがあるんですよね、、、80年代バブル期にオーバーサイズで肩パットがっつり系、、あの思いだすのも恥ずかしい時代、、、、その後90年代、00年代はイタリア系タイトフィットが主流でしたので自分もそっちにはまっていたので最初はゆったり系に抵抗がありました。
ただ、現代のゆったり系は80年代とはかなり解釈が異なります。バーバリーの一枚袖でもわかる通り肩パットは入っていないし80年代のオラオラ感がなく、素材を重視しゆったりとした生活を体現するようなイメージで作られています。これであればおっさんも着やすいのではないでしょうか。
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