卵巣嚢腫という診断、現実。


わたしは都内で社会人2年目として働いていた。

それはもうパワフルで、遊んで恋をして合コンに行って。

そんな楽しい毎日を気のむくままに過ごしていました。


しかしある時、なんだか生理でもないのに出血が2週間ほど続き

このときの彼氏(今の旦那)に相談したところ

病院に行った方がいいんじゃない、となり次の休みに病院へ。


今まで生理不順でもPMSも重くなかったので

まあ何もないだろう。と軽い気持ちでかかりつけの婦人科に赴きました。


このときはじめて経膣エコーを経験。

すごい不快だったのをおぼえています。


診察が終わり、大した病気もしたことのなかったわたしはまあ

薬飲んで様子みようね 何て言われるのかなと思っていました。


しかし結果は、

「両卵巣に腫瘍が見えるからすぐに

MRIとCTを受けるように。多分手術が必要。」


というものでした。手術の経験もなければ入院の経験もなく

注射も大嫌いだったわたしの心は崩壊。


なんでこうなってしまったのだろう。

そんな気持ちで大泣きしたのを覚えています。

今考えればそんな、大したことじゃないよと言ってあげたいけど

この時は何の困難もなく

好きな仕事をして好きなことだけをして過ごしていた私への

試練だったなって今となれば思います。


なんかね、何で私なんだろう。

って思ったよ。仕方ないのにね。なんか悪いことしたかなって。


きっと、大きかれ小さかれ病気を診断されるって

すごく精神的にくるものがあって。それはきっと診断された人にしかわからない

今の仕事も一旦は中断しなきゃいけないし、

なんだか全てが変わってしまうんじゃないかって。


怖くて怖くて泣いたのを覚えてる。


今、卵巣嚢腫の診断を受けてる人もいると思うけど

きっと大丈夫だよなんとかなるよと伝えたい。


私は結構生き急いできた方なので

人生に早めの休憩時間かななんて捉えてました。少しの時間だけどね。


病気も、自分と向き合えるいい機会。

ポジティブに生きていきたいもんですね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?