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人は信用しない。でも信頼する。

こんにちは、rebornの羽渕です。今日もマネジメントを楽にするためのヒントをお届けします。

信用と信頼って似たような言葉ですよね。でも実は似て非なる言葉なんです。

信用と信頼の違い

まず、信用とは過去から現在の実績です。
英語で表すとクレジットですが、クレジットカードも毎月引き落とされてますよね。一時的にお金を前借りするんだけど、借りて返してを繰り返すうちに、どんどん信用取引が増えていって、上限が上がっていく。

このように信用は溜まっていくものです。

一方で信頼は、現在から未来に期待するということです。この人はできるかどうか今はわからないけど、もうええわ思い切って任せてみようというのが信頼です。

僕の実体験でいうと、今は起業して組織開発の会社や平安伸銅さんで人事部長をやっていますが、最初は実績なんてありませんでした。起業したてはどこも同じですが、当時の僕も信用は0の状態。

でもとあるイベントで平安伸銅さんの代表とご縁があり、才能が爆発する組織にしたい、社員が自律的に働けるような組織作りをしたいというお話を聞いてビジョンにすごく共感したんです。

当時の僕には実績がない、つまり信用はなかったのですが、一緒に組織作りをやりたいと手を上げました。信用0の僕を平安伸銅さんは信頼してくれ、挑戦する機会を与えてくれました。それから6,7年経ち、今では平安伸銅さんの人事部長を任せてもらっています。

スタートは信頼から

何かにチャレンジするときには、先に信頼があるんです。でも始めたてはできるかどうかわからないので信用はできません。

信頼して任せるときにはもちろん周りのサポートは必要ですが、そもそも現状よりプラスのことにチャレンジしているので、任せる側はできないかもしれないと前提でいると、期待値の調整ができます。

任せきってしまった結果トラブルが起きてしまい、何でできないんだよとか、なんで任せたのにみたいな人間関係になるとしんどくなりますよね。

そうならないために、最初から信頼はする。でも実績はないので信用はせず、できないかもしれないという前提で見守る。

マネージメントを軽く楽にしていくためには信用はしないけど信頼はすることがポイントです。



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