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リブルを支えてくれる人たち③−3〜KDDIの加藤さん Part3〜

徳島県海陽町の美しい海で牡蠣の養殖をしている株式会社リブルの岩本です。

前々回、前回と、通信技術やネットワーク面で
とてもお世話になっているKDDI加藤さんにお話を伺ってきました。

今回は最終回、第3弾として、
リブルと協定を結んだ理由や
今後のリブルに期待することなどについて、お話をしていただきました!

新しいチャレンジができる若い人の存在が、協定を結んだ決め手。

KDDIがリブルと協定を結んだもっとも大きな理由は、
早川さん、岩本さん、高畑さんなど、
漁業を本気で変えようとしている若い人がいたからです。

地域の課題を解決するためには、
今までの常識とは異なる、
新しいことに積極的にチャレンジすることが必要です。


リブルの忘年会!若い人がいっぱいです。

しかし、特に高齢化が進んでいる一次産業で
自分たちで農業や漁業をしているわけではない
国や自治体、KDDIの人間が
「新しいことをやりましょう!」と
いくら言っても、なかなか聞いてくれません。当然ですよね。

そんな環境の中で、
現状に危機感を持ち
従来とは違うやり方にチャレンジしようと
第一歩を踏み出してくれる若い人は
本当に貴重な存在
なのです。

熱い人は、熱い人を知っている。

そして、現状を変えようとしている熱い人は
必ず他の熱い人を知っています。

地域の一次産業で熱い想いを持っている人は
同じ地域で同じ想いを持っている人とつながっているんですよね。

地方の自治体に出向している時も同じことを感じました。
やはり地方公務員というのは保守的な人が多く、
新しいことをやろうとする人は少数派です。


しかし、そのレアな熱い人をひとり見つけると
芋づる式にレアな人とつながり、事業を進めていくことができます。

このプロジェクトでは、
リブルの早川さんや岩本さんと知り合ったら、
海陽町の坂東さん、宍喰漁協の長尾さんなど、
熱い想いを持つ人とつながり、一緒に進めています。

柔軟性もリブルの大きな強み。

また、リブルは熱い想いとともに
柔軟性も持ち合わせています。

これまで牡蠣の養殖は安定せず
全滅をしたこともあったのですが、
では次にどうしようかと柔軟に対策を考えています。
現在の拠点である那佐湾から漁場を広げていこうともしています。

ビジネス環境はもちろん、
自然環境もどんどん変わっていく昨今、
この柔軟性はリブルの大きな強みになると感じています。

「世界一おもしろい水産業へ」の実現に期待!

おかげさまで
KDDIでは全国のさまざまな地域共創の取組をしていますが、
その中でもリブルはかなり異色です。

どんなデータを取ればよいのか?
データが何に貢献するのか?

初歩の初歩からスタートして、
最初はあまりにも手探りだったので(笑)。

ここ1〜2年、
ようやく牡蠣の生産も安定し、
データをどのように使うか
具体的な話が見えてきました。

ブレイクスルーまであとわずかだと実感しているので
これからが本当に楽しみ
です。

「第9回ディスカバー農山漁村(むら)の宝」で、特別賞(スマート水産業賞)を受賞!

そして、リブルのコンセプトである
「世界一おもしろい水産業へ」
を実現してほしいですね。

リブルにはIoTを使いこなせる人が揃っています。

KDDIの技術を使って
新たなビジネスをしっかり成立させ、
水産業を夢のある仕事にしてほしい。

若い人がどんどん入ってくる業界にしてほしいと願っています。

そして、どんどん儲かって、
ぜひ一緒にKDDIのビジネスも広げてほしいです(笑)。

ーー
3回に渡って、
KDDI加藤さんにお話していただきました!
ありがとうございました。

加藤さんの期待にお応えできるよう、
これからも精進します!


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