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【レポート】9/18(金)オンライン交流会「ReBitカフェ」を開催

9月18日(金)の夜に、オンライン交流会を開催しました。オンラインでの交流会は初めてだったため、ReBit職員もドキドキしながらの企画でしたが、皆さんと様々なテーマについてお話できる良い機会となりましたので、その様子を報告させていただきます!

今回は①教育、②キャリア、③団体に関連したテーマについて、前半と後半の2回に渡って、各グループで話し合いました。

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(↑イベント終了後に、ほっと一息つくReBit職員たち)

教育:多様性をもっと身近に!保護者にも先生にも。

 前半は「子どもたちに大人が伝えるには?」をテーマに、「家庭でどう伝えるのかいいのか」を軸に話が進みました。
 「"みんな"や"普通"などを前提にしない、というルールが家庭にあったらいいね!」
 「そう考えると、親の言葉遣いは大事だよね。」
などの意見が出て、何よりも保護者の方に「多様な性」について知ってもらう必要性があると、改めて感じました。知ってもらうために、保護者向けのお便りも活用できそう!という声も。
 また、後半では「LGBTに関心を持っていない先生に届けるためには?」をテーマに話しました。LGBTに関心にもっていないとしても、人権自体に関心がないわけではない。人権課題を縦割りにして考えるのではなく、横断的に取り組むことで、関心がない先生たちも届きやすいかもしれない。また、先生自身の「マイノリティ性」や「マジョリティ性」について気づいて、様々なことに意識的になれるのでは、という話が出てきました。

キャリア:「個人」ができることは、たくさんある

 キャリアチームの前半は「組織/企業ができることとは?」をテーマに、「職場の同僚や、身近な人の言動で気になることがあった時、どんなことができるだろう?」を切り口に話が進みました。なかなか勇気がいることではありますが、「ニュースなどの話題も利用しながら、気になることはそのままにせずに何かしら声掛けができるといいよね」という声や、「見た目ではすぐに分からなくても、ある言動で傷つく人がいるかもしれない。そういうことに、気づいている人が発信していく必要があるのでは?」という声もあがりました。
 そして何よりも、相談しやすい環境づくりが重要。「相談を受けたいと思っているよ」というメッセージを伝えるのに、レインボーステッカーや、その他のアウェアネスリボンやサインなどの活用など、個人でできそうなことがいくつか出てきました。
 後半では「個人としてダイバーシティ&インクルージョンを自分ごととして考えるには?」をテーマに話し合いました。何よりも、「知る」と言うことが大切。その上で、自分の中に無意識にバイアスがかかっていることを認識していく中で、ダイバーシティ&インクルージョンを自分事としてとらえられるのではないかと話し合いました。

名称未設定のデザイン (1)のコピー

団体:ビジョンに共感して集まった、熱い仲間たち

 団体チームの前半は「ReBitの良いところを教えて下さい!」ということで、実際にReBitの活動に関わってくれているメンバーからは
 「LGBT研修育成プログラム『diverseeds(ダイバシーズ)』を切り口に、全国どこでも活動できる輪が広がってきているところ」
「ReBitのビジョンである『LGBTも含めたすべての子どもたちがありのままで大人になれる社会を目指す』に強く共感した仲間が集っているところ」
 などあげてもらいました!(うれしい…!)
 だからこそ、ReBitが日々行っているSNS発信では、フォロワーがシェアやリツートしやすい内容だといいなという声もいただきました。
 後半では、「ReBitのファンをもっと広げるために、お知恵を貸して下さい!」について話し合いました。「RAINBOW CROSSING2020」のような「LGBT」×「他の課題」などテーマを横断することで、多様なひとたちと繋がっていくことが大事ではないか、と言う貴重な意見をいただきました。また、ぜひ、幼稚園などでも授業を行ってほしいと熱い要望もいただきました…!(行きたい…!)

ReBitカフェ様子

 クローズな場だからこそ、私たち職員も普段お話できないことや聴きたいことを質問できる場となり、皆さんが日々感じていらっしゃることや、ReBitに期待されていることを聴く良い機会となりました!参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

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月1,000円の寄付者が5人いれば、LGBT教材「Ally Teacher's Tool Kit」を1校の学校に無料で届けることができます。この記事を読んでいるあなたにも、その1人になっていただきたいです。
●お申込みはこちらから:https://rebitlgbt.org/support/nijiirobaton

にじいろバトン


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