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【LGBT研修講師育成プログラム】応募を考えているあなたに運営スタッフからメッセージ!

LGBT研修講師プログラム「diverseeds第4期」の募集は、4月8日(水)まで受けつけています!
応募を考えている方に向けてのメッセージを、全4回でお届けするこのシリーズ!ラストは、千田絵美子さんにインタビューしました!

千田さんはReBit職員としてdiverseedsの運営や、多くの現場で授業や研修を行っています。また、ダブルワークとして塾講師のお仕事もしています。
様々な文化が入り交ざった地元「横浜」が大好きで、マダムな雰囲気が魅力的な千田さんのインタビューをお楽しみください!

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好きなことを仕事にしている一人の大人として

Q1:いつもお疲れ様です!千田さんはdiverseedsの運営だけではなく、研修講師もされていますが、研修講師になろうと思ったきっかけは何でしたか?

千田さん:最初は学生ボランティアメンバーとしてReBitに関わりはじめました。大学生の時に自分のセクシュアリティ(性のあり方)を自認したのですが、誰にも言えないことから生きづらさを感じるようになりました。「この辛さを誰かに分かってほしい」と思っていた時、ReBitが学生ボランティアのスピーカーを募集していることを知りました。
当初は、「こんなに辛いんだ!みんな聴いてくれ!」と、自分の辛さを訴えるような伝え方をしていたと思います。でも、何度も現場で話しているうちに、辛さを訴えるのではなく、セクシュアリティも含めた”自分らしさ”の大切さを伝えるようになりたいと考えました。「”自分らしさ”を大切にしていいんだよ」ということを授業で伝えると、子どもたちが安心した顔をするんです。それに気付いた時、「自分の為だけじゃなくて、子どもたちの為にも発信をしていきたい」と思いました。それが研修講師をずっとやっていこうと決めた理由です。
授業をすること自体がとても楽しいですし大好きです。だから、好きなことを仕事ににしている一人のロールモデルとして、子どもたちに伝えられることが、一番嬉しいことですね。

ひとりでも多くの子どもたちに伝えていきたい

Q2:千田さんは塾の先生としても働いていて、子どもたちとの距離が近いからこそ、子どもたちに伝えたい気持ちがより強いのでしょうね。ReBitで研修講師として発信しつづけているのはなぜですか?

千田さん:ReBitのビジョンである「LGBTを含むすべての子どもがありのままで大人になれる社会」に共感しているからですね。LGBTについて発信するだけではなく、私は「LGBTを切り口にしていろんな自分らしさ」について発信したいと思っています。また、塾などの狭いコミュニティだと伝えられる人数に限りがありますが、ReBitの講師として発信をすると、多いときには一度に百人単位で伝えることが出来ます。より多くの子どもに伝えるために、ReBitで研修講師を続けていると思います。

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Q3:千田さんが大切にしたいことと、団体のビジョンが一致して仕事をするって素敵ですね!では最後に、今回募集しているdiverseedsプログラムについて、千田さんの想いを聴かせてください!

千田さん:diverseedsでは「その人自身が経験したからこそ伝えられること」を大事にして、研修講師に必要なスキルをしっかり段階を踏んで学ぶことが出来ます。自分のスキルに応じて職員からの細やかなフィードバックが受けらるので、未経験者でもしっかり練習すれば講師として伝えるようになっていきます。私も運営スタッフのひとりとして、diverseedsに参加してくれるメンバーのいいところを講師のスキルとして活用できないかなと考えながら、しっかりサポートしていきたいと思っています!ぜひ、diverseeds第4期に応募してみてくださいね!

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4回にわたってお届けしたインタビュー、いかがだったでしょうか?
どれか一つでも、みなさんの「応募してみようか迷っている」という気持ちに届いたなら嬉しいです。

diverseeds第4期では、多くの方からの募集をお待ちしています。
セクシュアリティ・経験は問いません。
「あなた」だからこそ伝えられる言葉がきっとあります。
そして、それはきっと多くの「勇気」につながると我々は信じています。

皆さんからの応募、お待ちしています!!
◎diverseeds第4期サイト:https://youthleader.rebitlgbt.org/


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