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自分らしくいることの大切さを伝えたい【diverseeds第4期応募を考えているあなたへ②】


LGBT研修講師プログラム「diverseeds第4期」の募集がスタートしました!
第4期への応募を考えている方に向けてのメッセージを、全4回でお届けしています。
第2弾になる今回は、第3期生として活躍したNAOさんです。


「NAOさん」って、どんな人?

ノート

NAOさんは、普段は0〜12歳まで対象の脳科学にもとづいた幼児教室の講師や育成のお仕事をされています。
趣味は海や川、プールにいったりすること。好きな時間は、温泉に入りながら友だちとまったり話すこと。落ち着いた雰囲気が魅力的なメンバーです!


ありのままの自分でいい

Q1:第3期お疲れ様でした!
プログラム参加前、どのような気持ちで応募を決めましたか?

NAOさん:両親や親しい人たちに自分のセクシュアリティをカミングアウトしていたので、特に生きづらさを感じてはいませんでした。その状態が20代、30代と続いたので、親しい人以外には特に言わなくてもいいな、と感じていました。
ですが40代になってから、自分のセクシュアリティを伝えてないことで「異性愛」が当然の結婚話をふられたりする等、セクシュアリティを伝えないことから来る苦しさを感じるようになりました。
僕、出身が大阪なんですが、ゲイをオープンにしてる方もいるんですよね。その人たちを見て、「僕もみんなに伝えられたらいいな」と思うようにもなりました。
自分らしさを表現できない苦しさを知っている自分だからこそ、子ども達に「人と違ってもいい、みんなそれぞれ違っているんだ」と、ありのままの自分でいいと言う事を伝えたくて、今回応募しました。


仲間が出来たことが、一番の財産だと思っています

Q2:自身の経験を通して参加することを決めたのですね。NAOさんは第3期メンバーの中では最年長のメンバーということもあり、出張授業では子どもたちにたくさんのご自身の経験を伝えてくれました。きっとその話が子どもたちの成長につながったと思います。
NAOさん自身はこのプログラムを通して成長や変化などはありましたか?

NAOさん:まず、多様な性についての理解が深まりました。
プログラム参加前は、自分の持つセクシュアリティ以外のことは、実はよく知らなかったんです。ゲイ以外のセクシュアリティを持つ仲間と交流する機会を経て、多様な性への理解が深まりました。
また、さまざまな学校現場で授業や研修をさせてもらうことで、自分に自信がついたように思えます。多様な性を伝えるために、相手を配慮する接し方、尊重する言葉の使い方などを学び、経験をたくさん積むことが出来ました。
こういった経験から自分に自信がついて、この前会社でお世話になっている人へカミングアウトしたんです。
カミングアウトしたことが嬉しい、というよりも、カミングアウトが出来るくらい自分に自信を持てたことが、とても嬉しかったです。
そして、「仲間がいることは素敵だな」と思うようになりました。
これまであまり、LGBTコミュニティの中で仲間をつくろうと思ったことはありませんでした。
でも、diverseedsに参加してみると、目標である「多様な性を発信する講師のスキルを身に付けること」に向かって同期たちが頑張る姿をみて、「なんて素敵な人たちなんだろう。仲間になりたい!友達になりたい!」と思いました。一緒に居たいと思える仲間が出来たことが、このプログラムに参加して得た一番の財産だと思っています。


「自分らしくいることの大切さ」を伝えたい


Q3:NAOさんみたいに「仲間が出来て嬉しい」と言ってくれる修了生は多いんです。仲間と共に頑張ることで新しく成長されたNAOさん、とっても尊敬します。
それでは最後に、修了したいま、これから挑戦してみたいことやっていきたいことはなんですか?

NAOさん:diveseedsで学んだ事を、まずは続けていけたらと思っています。プログラム期間中は、子どもたちに向けて授業することが中心でしたが、子どもだけではなく学校の先生や企業で働く社員などの大人の皆さんにも「自分らしくいることの大切さ」を伝えたいと思います。
そして、大人も子どもも安心できる社会のお手伝いをしていきたいです。

のーと


diverseedsプログラムに興味を持ったあなたへ

第2回diverseedsインタビュー記事、いかがでしたか?
NAOさんが語ってくれた、「ありのままの自分でいい」という想いと、それを届けていきたいという熱意がこの記事を読んだ皆さんの心に届いたなら嬉
しいです。

少しでもdiverseedsに興味をもたれた方はぜひサイトをチェックしてみたください!
◎diverseeds詳細はこちら:https://youthleader.rebitlgbt.org/

次回のインタビューもお楽しみに★

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