見出し画像

"あなた"として受け入れられる社会を創りたい 【diverseeds第4期応募を考えているあなたへ①】

2月22日をもってLGBT研修講師育成プログラム「diverseeds第3期」が修了しました。そしてまもなく、「diverseeds第4期」の募集が始まります。サイトが公開されたら、ぜひご覧ください!

今回、「気になってはいるけど応募しようか迷っている…」という方に向けて、第3期修了生のメンバー3人とReBit職員1人のインタビュー記事をお届けします。

修了生や職員の生の声から、「私もやってみようかな」「自分だったらプログラムを通して、こんなことが出来るかもしれない」と、応募を考えるきっかけにしてみてくださいね。


今回のdiverseedsインタビュー記事は、diverseeds第3期のメンバーとして活躍した「のり」さんにお話をしてもらいました!

「のりさん」って、どんな人?

のり1 (2)


のりさんは、普段は看護師のお仕事をしながら、さまざまな子どもたちと接しています。
また、ライフワークとしてさまざまなちがいを持つ人たちと一緒に目の前の人たちを楽しませる「クラウン」という活動にも精力的に取り組む、明るくてエネルギッシュな方です。

もやもやを抱えながらも、あまり見つめてこなかった自分のセクシュアリティについて、今回はじめて向き合おうと決心。そんな等身大な自分の姿も見せていきたいという気持ちから、diverseeds第3期に応募してくれました。

目の前にいるあなたを「あなた」として受け入れられる社会


Q1:のりさん、第3期お疲れ様でした!このインタビューを通して振り返りたいと思うのですが、当初、どのような想いをもって応募されましたか?

のりさん:性別、国籍・国境、病気や障がいの有無や家庭環境にとらわれることなく、今、目の前にいるあなたを「あなた」として受け入れられる社会を創りたいと思っていました。
相手のことに関して分からない場合は「もっとあなたのことが知りたいな。教えて?」と率直に尋ねて、お互いの「ちがい」を受け入れあえて、支え会える社会が理想だなと考えていました。
そのような中でアメリカに留学していたときに参加したワークショップで、「ちがい」も尊重しながらそれぞれが心地よく過ごせる工夫はできるんだ、という体験をしました。自分自身も、分かち合いながらお互いの価値観を広げていける場を作りたいと感じたのが、講師を目指すきっかけになりました。
そんなときにdiverseeds第3期のプログラムを見つけました!自分にできることを考えたくて、でも正直不安も大きくて、迷いながらではあったんですが、勇気を出してチャレンジしようと応募を決めました。


仲間とプログラムを走り切ったことが、大きな財産

Q2:勇気をもって応募してくれて嬉しいです!diveseedsを通して、のりさん自身に変化はありましたか?

のりさん:最初は、「地域のリーダーになるぞ!」というよりは、個人としていかにステップアップしていくかを考えていました。だからプログラム修了後の自分なんて全然イメージできなかったし、迷っていたけど、等身大の自分の姿を伝えていこうという気持ちでスタートしました。
自分と向き合う時間がかかることもあったし、LGBTや多様な性に関する基礎知識がほとんどない状態だったので、講師になることにハードルを高く感じることが多くて、途中でドロップアウトしようか本気で悩んだこともありました。
それでも試行錯誤しながらチャレンジできたこと、先輩たちからフォローやアドバイスをいただけたこと、同期のみんなにも刺激や勇気をもらいながら進ませてもらえたことが大きな財産になりました。
同期のみんなはオンラインでしか顔を合わせてないけどすごく仲が良くて、一緒に練習することでがんばってる感じや、アイデアや刺激をもらえたことがとても助かりました。自分もがんばろうと思い続けて、走りきることができてよかったです!


さまざまな「枠」を取っ払えるような機会をつくりたい


Q3:仲間に支えられてここまで走ってこれたこと、本当に素敵ですね!
それでは最後に、修了したいま、これから挑戦してみたいことはなんですか?

のりさん:同期と一緒に勉強会を自主企画したんですけど、それが結構楽しくて、学びが深い時間でした!だから今後も、同期や新しいdiverseedsメンバーも巻き込みながら、勉強会など続けていきたいです。
あと授業にも引き続き行きたいと思っています。授業に行くたびに大反省会をして(笑)、そしてまたチャレンジして、の繰り返しですが、先輩や同期、そしてこれから入ってくる新しい仲間たちと一緒に活動し続けていきたいです。
また、これはdiverseedsを通して新たにできた目標なんですが、仕事で赤ちゃんや子どもたちがいる家庭に関わることが多いので、子育てしている保護者の方向けに、多様な性や価値観を考えられる場をつくっていきたいなと考えています。
これまでもいろんな障がいを持つ方やさまざまなマイノリティ性をもつ方と関わることはあったので、その枠を取っ払えるような機会をつくれる人になりたいです!

のり2

diverseedsプログラムに興味を持ったあなたへ

diverseedsインタビュー記事、いかがでしたか?
diverseedsに少しでも興味をもった方はぜひご応募下さい!

◎応募はこちら:https://youthleader.rebitlgbt.org/

それでは、次回のインタビューもお楽しみに★

画像3

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?