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【臨床研究日記 12 】脱アナログ論文検索(Google Chrome 拡張機能)

大学院で学んだ公衆衛生学・疫学の知見を元に、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。

臨床研究の状況を逐一日記にまとめています。

現在、新たな分野の研究に取り組もうとしているため、全体的な知識や、その分野の研究の広がりが十分に知れていないこともあり、関連の先行研究を網羅的に読み続けています。

先日、おじさんの論文 「紙管理」という記事を書きました。

9月末までに100本という目標を掲げて頑張っています。

このような活動を発信していると、思いがけず良い情報が向こうからやってくるものです。良い事を教えていただき、目から鱗だったので、紹介します。


■  pubmed検索する時に、Google Chromeの拡張機能を使う


「ジローちゃん、Google Chromeの拡張機能って使ってる?」

ジ:「それは、何ですか?」

詳しくは、この本 ↓↓ に書いてあり(即日購入)

設定すると、

私はMacを使っているのですが、
(こちらは、Safari)


Google Chrome(拡張機能のPubmedXを入れて)で、ドーン↓↓

同じ画面なのに、使うブラウザで見え方が違う….。

英語のページを無理やり翻訳して、日本語だけだと、余計に読みにくい事ってありますよね。

タイトルに補助的に日本語訳が添えられており、
しかも、その下の行に  IF:インパクトファクター  まで。

その横には、Q2とか、Q4って書いてありますが….。これ何??

「JCR QUARTILE」のQ1、Q2、Q3、Q4は、ジャーナルがどのくらいのインパクトを持っているかを示す指標です。これらのクォータイル(四分位)は、ジャーナルの「インパクトファクター」に基づいて、同じカテゴリー内でのランキングを表します。具体的には以下のようになります:

Q1(上位25%):ジャーナルのインパクトファクターがそのカテゴリー内で上位25%に位置するもの。最も影響力のあるジャーナルとされます。
Q2(25%~50%):上位25%から50%に位置するジャーナル。
Q3(50%~75%):上位50%から75%に位置するジャーナル。
Q4(下位25%):そのカテゴリー内で下位25%に位置するジャーナル。影響力は比較的低いとされます。

このクォータイル分類は、Journal Citation Reports (JCR) が提供するもので、ジャーナルの相対的な位置付けを視覚的に理解するために使われます。高いクォータイル(Q1)のジャーナルほど、その分野でより重要とされることが多いとのことです。


クリックして、abstractを開くと、英語の説明の下に

下にスクロールしていくと…。

翻訳されてる…。


医学電子辞書を片手に、コツコツ読んでいた時期が懐かしい(2010年ごろ。その医学電子辞書、中古で4万円もしたんだよね….。)


母さん、これが令和だよ。

詳しい設定の仕方を書いてしまうと、この書籍のパクリになってしまうので、気になった方はこちらを参考にしてみてください↓↓ 。

ChatGPTだけでなく、Google Chromeの事も書かれています。

この書籍を参考に、他の拡張機能についても調べてみよう!


日進月歩のテクノロジーには、ビュンと飛び乗っていきます。

が、ただの一般病院職員には、その情報が無いんですよね。
アカデミアから離れたら余計に。


テクノロジーを駆使して、一気にスピードアップ!!
私にしかできない、新たな創造を加速させていきます。良い9月にしていきたいです。


追記:

ここまで翻訳されたものが手元で見られるのであれば「英語がよく読めないので、チェックできてませーーん」は通用しなくなる時期がやってきますね。

今後は、知識だけではなく、臨床への取り組む姿勢が重要視されそうです。

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