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編集長・紅葉のおすすめアーティストのご紹介です。
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#女性ソロ

【R29:WORKS】境界線のない絵と音楽と、他のアーティストと響き合う創作

絵、作曲、シューゲイズなど、多方面で才能を発揮しているアーティスト・みけたはな。彼女の絵の描き方やオリジナル曲の作り方、代表曲『白いしかく』の内容などを聞いた。 絵と音楽の関係と、代表曲『白いしかく』について絵描きであり、音楽家でもある、みけたはな。「私にとって、絵と音楽は、チャンネルが違います。『曲を作りたい』ってときは曲が頭に浮かぶし、『絵が描きたい』ってときは、絵が浮かぶんです」。 ふたつの表現は、完全に分かれているわけでもない。 「YouTubeに投稿しているオ

【R29:STORY】どこまでもアーティスティックに生きていく・みけたはな

絵、作曲、シューゲイズなど、多方面で才能を発揮しているアーティスト・みけたはな。幼いころから絵を描くことや音楽を聴くことが好きだった彼女は、高校2年生のころにエレキギターを弾き始め、卒業後から本格的な活動を始めた。彼女が思い描く未来とは。 「創作をしたい」と思ったきっかけ埼玉県出身のみけたはなは、一風変わった子どもだった。 「周りから『変』と言われることが多かったです。アイディアが突飛というか、目で見たものをそのまま受け取るんじゃなくて、無意識に連想したものと結びつけてし

【R21:WORKS】人の心に寄り添いながら、 シンプルに、ありのままを写す

都内を中心にフリーカメラマンとして活動している、浅香郁絵(あさかいくえ)。彼女が制作してきた写真集や、仕事をするうえでこだわっていること、音楽への思いなどを聞いた。 代表作ともいえる写真集と、撮影へのこだわり浅香は、これまでに5冊の写真集を制作してきた。とりわけ思い入れのある作品が、20年春に発表した『Beautiful』だ。 白を基調とした背景に映える一輪のバラや、器に飾られた桜の花びらなど、静寂のなかにも美しさを感じる写真の数々が収録されている。 「最初の緊急事態宣

【R21:STORY】ひとの「生き様」を切り撮る・ 浅香郁絵

都内を中心にフリーカメラマンとして活動している浅香郁絵(あさかいくえ)。バンドのライブ撮影をはじめ、プロフィール写真や、七五三などの記念写真の撮影も請け負っている。彼女が写真を撮り続ける理由とは何か。 写真好きな子どもが、カメラマンの仕事を始めるまで神奈川県川崎市出身の浅香郁絵は、芸術に関心を寄せる子どもだった。 「姉はふたりとも頭がよくて、進学校に通っていましたが、私は勉強が苦手でした。音楽と美術だけは好きで、それなりの成績がとれました」。 とりわけ、写真を撮ることに

【R19:WORKS】観客と一体化し、魅了するLaura Pinkの世界

ミュージカルソングやJazz、R&B、日本の歌謡曲など、幅広いジャンルの曲を自己流にアレンジしてパフォーマンスするキャバレー・シンガー、Laura Pink(ローラ・ピンク)。日本ではまだ馴染みのないキャバレー・スタイルの詳細と、ピンクをこよなく愛する彼女が開催したパーティについて聞いた。 ピンクへのこだわりその名に冠するほど、ピンクという色を愛しているLaura。衣装やアートワーク、名刺、ホームページにまで、こだわりが垣間見える。 「子どものころから好きな色っていうのは

【R19:STORY】キャバレー・シンガー Laura Pink

ミュージカルソングやJazz、R&B、日本の歌謡曲など、幅広いジャンルの曲を自己流にアレンジしてパフォーマンスするキャバレー・シンガー、Laura Pink(ローラ・ピンク)。幼いころから音楽に親しみ、自分らしい表現を模索してきた彼女が、キャバレー・スタイルと運命の出会いを果たすに至った軌跡とは。 指導者に恵まれ、音楽の道を志した幼少期宮城県塩釜市出身のLaura Pink(ローラ・ピンク)は、お姫様やドレスなど、可愛いものが好きな子どもだった。 「昔から『ピンクは私の色

【R14:WORKS】幸せと癒しを届ける、彩り豊かなフラワーアート

花屋で9年間働いてきた経験を活かし、フラワークリエイターとして活動しているnozomi(ノゾミ)。minneなどのマーケットアプリで販売している作品や、その作り方について訊いた。 日常から着想を得て、自由に作られる作品群nozomiの作品づくりは、いつも唐突に始まる。 「『こういうものが作りたい』って思いは、日常から湧き上がってきますね。あんまり計画性はないです。街に溢れている色を見て、『この色を使って何か作りたい』とか『次は青っぽいの作ろうかな』とか」。 気になる資材

【R14:STORY】花と音楽を愛するフラワークリエイター・nozomi

花屋で9年間働いてきた経験を活かし、フラワークリエイターとして活動しているnozomi(ノゾミ)。リースやアレンジメントの作品を多数発表するかたわら、学生時代に取り組んでいたフルートでの演奏活動も本格化させている。「小さくても大きな世界を表現したい」と語る彼女のバックボーンに迫った。 モノづくりを愛し、フルートに熱中した学生時代青森県弘前市出身のnozomiは、物心ついたころから、様々なものが作りたくて仕方がなかった。「シロツメクサを編んで花冠をつくったり、壁掛けカレンダー

【R13:WORKS】文学的な感性で紡がれる詩と、進化し続ける表現力

ピアノ弾き語りシンガーソングライターとして、職業作家として、はたまた占い師としても活躍するアーティスト、彩葉永華(あやば・えいか)。詩作へのこだわりや、これからリリースする予定の作品などについて聞いた。 小説家としての一面に深く結びついた詩作『星詠(ほしよみ)エマ』名義で、小説家としても活動している彩葉。 「趣味で書く小説は完全なファンタジーですが、理性的な作品や、エッセイも好きです。ジャンルにこだわらず書いていきたいですね」。 創作のアイディアを形にする手段として、「

【R13:STORY】シンガーストーリーテラー・彩葉永華

ピアノ弾き語りシンガーソングライターとして、小説家として、はたまた占い師としても活躍するアーティスト、彩葉永華(あやば・えいか)。彼女が現在の活動に至った経緯と、今後の夢に迫った。 星の数ほどの夢を描いた子ども時代茨城県石岡市出身の彩葉永華は、躾の厳しい家庭に生まれ育った。 「ゲームもマンガも禁止で、自由がありませんでした。友達の家に行って遊んでいましたね」。 それゆえにこそ、想像の翼を大きく広げた。 「興味のあるものがとても多くて。将来の夢は音楽家、医者、小説家……