大学2年生の私が”就活”について考えてみた

”令和就活氷河期”と言われている今、就活を控えている学生はどうすれば良いのかを、大学2年生なりに考えてみた。(通年採用になるので学年は関係ないけど。)

自分を成長させる場の1つに企業がある

私たち学生は何をもって企業を選択すれば良いのか。年収、福利厚生、社風等、就活サイトをみるとこのようなことがランク付けされていて、これをもとに選択する人も少なくないだろう。最も重視されているのは”社名”であることにまちがいないはないが。

果たしてその選び方はあっているのだろうか。企業は、やりたいことをやる場ではなく、やりたいことのために、もしくはそれを見つけるためにあると考える。つまり、自分が成長するためにあるわけで、企業が必要としているものに合わせるのではなく、自分が企業に求めているものを把握しなければならない。

自分が求めているもの=「価値観」といえるかもしれない。自分の価値観は何なのかを考えられている人は、どれくらいいるのだろうか。

自分を成長させたいのならば、社名基準で選ぶのは間違っている。企業が短命と言われている時代で、どこに安定した企業があるのだろうか。大手だっていつ消えてしまうかはわからないし、無名の会社が筆頭に出てくることが大いにあり得る。

成長スピードを求めるなら、意思決定ができる場へ

学生から人気の企業には、商社やコンサル会社があげられる。私自身もコンサルに興味があった。年収も高くあこがれもある。

しかし、成長を求めている人にとって知名度の高い会社を選ぶことは適切だと言えるのだろうか。偏見かもしれないが、大手の企業は規律ややり方が決まっていて、自由にできないイメージがある。いかに決まったやり方に沿って量をこなすかが大事らしい。つまり、正解がすでに導きだされているため、考える力や意思決定の場が奪われてしまうように思う。

成長に不可欠なものは「意思決定」らしい。若いうち(20代)にどれだけの数の意思決定をしてきたかが、これからを左右するという。40代になっても、言われるがままにやる人が少なくないようだ。

どうしたら自分の価値観に合う、短期で成長できる会社を選べるのか

これは本当に難しいと思うし、ネットの情報や口コミでわかることではない。自分自身、内定が決まっているわけでもないし、卒業後就職するかも決めていない身なので偉そうなことは言えないが、1つ言えるとしたら、”コネクション”だと考える。自分の価値観や求めているものを外部に発信し、それをもとに会社がやってくる形である。

そのためには、社会人のいる場に飛び込み自分をアピールする必要がある。直接、人事の方や社員さんと話せる機会があれば、企業と学生のミスマッチも解消される。典型的な方法としてはインターンがあるが、そこから採用というよりも、「リファレル採用=社員の推薦による縁故採用」が増えているらしい。

コネというとずるいイメージがあるかもしれないが、コネはその人の行動力や努力の結果であると思う。少なくとも、何もしていない人にコネは形成されない。自らコネを作っていくことが重要である。

実際コネクションを形成できるこれといった方法はない。自分で場に足を運ぶ。

就活サイトでは良く学生のプロフィールから企業がスカウトするパターンがあるが、正直文面だけではわからないことの方が多い。個人的には、ESシートから何がわかるんだと思う(結局は学歴なのかなってね)。

とにかく興味のあるイベントやセミナーに足を運んだり、アポをとって直接会社に訪問するのもありだと思う。大手でなければ、社長さんと面会できる可能性が高いように思う(Wantedlyというアプリおすすめ←これでインターン行きました)その際、自分の求めているものを言えるよう、日頃から考えておく必要がある。

最後に

個人的には、面接や筆記試験、ESといった採用方法をとるからミスマッチが生まれるのだと思う。しかし、人事からしたら募集者1人1人に面会する時間も人もいないから、この方法が効率良く選べるというのが現実かもしれない。

通年採用がはじまった今、ますます学生側が企業を選びにいく機会を自ら作っていく必要があるように思う。企業に合わせた採用のペースに任せるのではなく、先手をとって行動してみてはどうか。

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