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知らないと損!中古ブランド×海外販売の教科書

越境EC成功のための必須ステップ。中古ブランド品ビジネスガイドです。

中古ブランド品を世界へ。
越境ECで成功するための具体的なステップとは?


越境EC (海外販売)を活用すれば、中古ブランド品の利益を大幅にアップできる可能性が高いです。

楽天やヤフオク、メルカリなどのフリマアプリを中心に、国内モールのみで販売となると、海外の市場規模や円安が加速している現状を考えると、このマーケットは魅力的な売り先かと思います。

越境ECは、新たな販路として、海外へのマーケットを切り開くことができます。国内市場に依存しないビジネスモデルを構築できます。

国内だと売れなかったような属性の商品が海外では高く売れてしまう。
こんなことも起こるのでチャレンジする価値が十分にあります。

越境ECの市場規模、成長性


中古ブランド品市場や
越境ECの市場規模、成長性として

*中古ブランド品市場*

・2023年
国内  3000億円
海外  約5兆円 
(2023年時点で国内と比較して約17倍)

↓↓↓

・2030年 
海外  約8兆円
(2023年に比べて1.6倍のマーケットに拡大する可能性)


*越境EC市場*

2021年 海外100兆円

2030年 海外1000兆円
(2021年時点に比べて約10倍の成長率)

上記は海外のサイトから引っ張ってきたデータをシンプルに書き換えたものになりますが、これだけ見ると、越境EC全体としても10倍の成長性があります。

僕もこれまでの実績として、ebayでの物販や、その他の海外サイトも含めて10年以上の経験があり、これまで総取引額は、軽く億は超えています。

自身の知見や経験からや現状の海外販売の状況なども含めて、どのようにして行けばよいのかをいかにまとめてみました。よろしければご覧ください。


まずは、市場調査と競合分析です。

各海外のプラットフォームでの販売価格を調べて、競合他社がどんな商品をいくらで売っていて、何が売り切れているのかなどを確認していく作業を行うのがよいでしょう。

自社が抱えている中古ブランド品をどこに出品をすれば売れる可能性が高いのかを定めていくことが大切です。

海外販売が初めての場合、ebayからスタートをしてみても良いと思います。
中古ブランド品との相性もよく、低価格の商品からでも問題ありません。

ebayも含めて、そのほかにどんなプラットフォームがあるのかをいくつかに絞って紹介をしていければと思っています。


適切なプラットフォームの選定


中古ブランド品と相性がいいプラットフォームを選んでいく必要があります。ジャンル違いや雑貨が多いプラットフォームも多々ありますのでそのあたりを見極めましょう。

  • eBay(米国): 世界190カ国でサービスを展開。低コストでスモールスタートが可能。

  • Tmall(中国): 中国最大のECモール。出店審査が厳格。

  • Shopee(東南アジア): 初期費用・維持費用が無料。幅広いサポート体制。

  • Lazada(東南アジア): アジア版Amazonとも言われる。広範囲にサービス提供。

  • Vestiaire Collective(グローバル): 高級中古ブランド品に特化。認証プロセスがしっかりしており、信頼性が高い。

上記の中からおススメのプラットフォームは、ebayとVestiaire Collectiveです。

管理画面や顧客とのやり取りは英語がベースとなりますが、国内で販売するよりも利益率が高く、国内ECと併売しながら販路に幅をもたせるならばよいと思います。

ebayでの注意点ですが、アカウント開設したばかりの時は、出品数や出品金額に制限があるので、できる限り早くスタートして実績を積んでいく必要があります。取引件数、顧客満足度などの総評からセラーのランクが定期的に更新されます。セラーレベルが上がれば、商品の露出も優遇されてきますので、このあたりを見込んで戦略をつくっていく必要があります。

ちなみに、Vestiaire Collectiveは、返品サポートやデータ共有などのコミュニケーションはすべて日本語でサポートしてくれます。キャンペーンに上手く乗りながら販売戦略を立てていくのがポイントです。


支払いや配送の問題

決済と物流の確認をしておくことが重要です。

決済に関しては
各プラットフォームではペイパル、ペイオニア(海外商取引の外貨の受取りが簡単にできるオンライン代金受取サービス)などが、基本的には連携しているので、クレジットの不正対策などに関しては問題ないと思います。

配送に関しては
DHLやフェデックスなどの配送業者と連携して、配送追跡システムも導入しましょう。DHLは、佐川急便が代行で集荷で取りに来てくれるので手間がかかりません。

配送の時に気を付けたいポイントとしては、段ボールに梱包した後に袋にいれたり、セキリティテープを貼って証拠を残したり、発送時に商品を梱包している動画を保管しておくことが大切です。

海外の取引では、配送中の紛失や、返品時に異なった商品が返ってくるなど様々なトラブルが起こります。

事前に対策しておくことで、泣き寝入りしなければならない状況を防ぐことができるので、海外販売をスタートする前に調べておくのが欠かせません。

また、海外だと返品が当たり前という文化もある国もありますので、このあたりのコミュニケーションも発生してくることも考えておかなければなりません。この辺りは国内と違ってデメリットになります。

また、紛失時に補償してくれる、海外EC保険関連も加入しておいた方がよいですね。


法律と規制の遵守

各国の法律と規制を確認しておく必要があります。法律違反はビジネスに大きく影響を及ぼす場合がありますのでご注意ください。

輸入関税や配送が禁止されている商材、各国の規制に従った対応をしていきましょう。高いリスクを負ってまで販売しても意味はありません。
法律と規制を遵守し、安全に進めていくことがおススメです。


これまでプラットフォームの種類、決済や配送、規制などについて書いてきました。

参入することでのリスクはもちろんありますが、それ以上の魅力やビジネスの可能性があります。

円安が加速していく中で、世界を相手にマーケットを拡大することで大きく成長することができます。

国内でヤフオクやメルカリからスタートするのも良いかと思いますが、販路は広い方が当然有利なので、海外販売へチャレンジしてみましょう!


僕のミッションは
この古物、リユース業界で、新しいスタンダードを創ること。

これは起業当初から変わっていません。
そのために業界向けにも、AIを活用したサービスを中国リユース企業様と共同で開発しています。

これによって多くのリユース企業さまの現場の問題や課題が解決できることを願っています。


また、もう一点やっていきたいこと。

自身の積んできた知見やノウハウをシェアしていくこと。
起業してこの業界で生きていくと決めてチャレンジしていく方に対して、私がこれから関わる一人でも多くの方が、人生がより良くなるキッカケをつくっていけることです。


そのためにお役に立てる情報を発信していきます。

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