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Now in REALITY Tech #31 REALITYユーザにおけるAndroidバージョンの話【令和4年3月末最新版】

REALITYでAndroidエンジニアをしている、ラーメン好きのナオヤです。

最近、新オフィスに引っ越しがあったため、デスクの中で眠っていた技術書の断捨離をしました。古い技術書の中を久しぶりに見て、技術というのはどんどん新しくなることを、改めて考えさせられました。

今回、技術書は断捨離できましたが、HT-03AやXperia(SO-01B)、GALAXY S 等は断舎離できずに家で眠っています。古い端末、皆さんはどうしているんでしょうか。良い活用方法があればぜひ教えて下さい。

さて、Androidは常に新しくなっていき、それに伴ってユーザの使用するバージョンも移り変わっていきます。

今回は、昨年の記事でREALITYユーザにおけるAndroidバージョン事情を書いたのですが、あれから約半年経った今、どう変わったのかを調べてみたいと思います。

REALITYをインストール可能なAndroid端末

最初に2022年3月末現在、REALITYのAndroidアプリでは、minSdkVersion(アプリを実行できるAndroid プラットフォームの最小バージョンの API レベル)が24になっており、Android 7.0以上の端末で使用できるようになっています。

ユーザのAndroidバージョン事情

ではまず、前回の記事にあった2021年10月末時点での全世界のREALITYユーザのAndroidバージョン別の使用割合を改めて見てみようと思います。データ元はGoogle Play Consoleとなります。

2021年10月末時点の割合

当時はAndroid 11を使用するユーザが半分くらい占めていました。最新の状況がどうなったか見てみましょう。

2022年3月末時点の割合

新たにリリースされたAndroid 12を使用するユーザが増えてきていますが、古いバージョンを使用するユーザの割合が大きくは変わっていないことが見て取れます。もっと古いユーザの割合が減っていると想像していたのですが、意外な結果となりました。

積極的にminSdkVersionを上げることで、なるべくAndroidの新しい機能を取り込み、開発をしていく方針です。今の変化のスピードを見る限り、minSdkVersionを26とし、Android 8.0以上の端末をターゲットにする日も近いかもしれません。

前回の記事のまとめより

このように書いていたのですが、minSdkVersionは現在のところ変わっていません。ですが、Android 12がある程度のシェアになってきた今、古いOSバージョンをサポートし続けることは、Androidの新機能が使えなかったりなど、REALITYアプリにおけるユーザ体験をより良いものにする足かせとなる場合もあります。引き続き、minSdkVersionを上げる検討をしていきたいと思います。

REALITYユーザの端末のOSで多いのは?

本題とは少し話がそれますが、REALITYのユーザでAndroidとiOSを使用するユーザどちらが多いと思いますか?

2022年3月末時点でのREALITYユーザOS別シェア

意外と思われる方もいるかもしれませんが、Androidを使用するユーザはiOSを使用するユーザに比べ、おおよそ2倍になっています。国内シェア全体ではiOSユーザが多いイメージですが、世界中で使われているREALITYならではの結果ではないでしょうか。

まとめ

REALITYでは現在一緒に働く仲間を積極的に募集しています!

多くのAndroidユーザに向けてアプリを開発することに興味がある方、新しいAndroidのAPIを使ってアプリケーションを作るのに興味がある方は、ぜひカジュアル面談や下記のリンクより募集に応募してみてください。