ホームユーステスト（HUT）とは？

2023年9月15日 17:02

ホームユーステスト(HUT)とは、一定期間実際に商品・サービスを使用してもらい、感想や評価をもらう調査方法のことです。

今回はホームユーステストの概要や、メリット・デメリットなどを解説したいと思います。

■ホームユーステスト（HUT）とは？

ホームユーステスト(HUT：Home Use Test)とは、モニターの自宅に商品やサービスを送付して一定期間試用や試食等をしてもらい、感想や意見などのフィードバックを得る調査方法のことです。

新商品の開発や、既存商品の改善などに役立てることができます。

似た調査方法として、「会場調査（CLT）」があります。
会場調査とはモニターを会場に集め、アンケートやインタビューを行う調査方法です。

会場調査はその場のみでの試用ですが、ホームユーステストは中長期的な試用になるので、一定期間以上使用することで効果が出るものや、自宅使用時の効果を確認したい場合に有用です。

・メリット１
モニターの方に、ターゲットの実際の使用環境に近い状態で試していただくため、リアルな意見を聞くことができます。

・メリット２
商品使用中の消耗具合や、使用感を確認することができます。

・メリット３
モニターが商品を気に入り、ファンになってくれる可能性があります。

・デメリット１
一定期間の協力が必要なため、途中離脱(連絡が付かなくなるなど)となる可能性があります。

・デメリット２
発送をする必要があるので、送料や手間が掛かります。
場合によっては商品回収のための返送料も必要になります。

・デメリット３
使用時の監視は基本的に行えないため、正確な調査結果が出せない場合があります。

モニターは多めに確保
前項にあるように、何らかの理由で途中離脱者が発生する可能性があります。十分な量のデータを確保できるように、モニター人数には余裕を持つのがおすすめです。

サンプルも多めに準備
サンプル数が少ないと、データの信ぴょう性が低くなります。サンプル数も十分に用意するのがおすすめです。

今回は、ホームユーステストの概要やメリット・デメリットなどについてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか？
少しでもお役に立てましたら幸いです。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました！

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