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スプレッドシートの便利機能・関数      ~SUMIF、SUMIFS 関数~

今回は「SUMIFとSUMIFS 関数」の基本的な使い方についてご説明します!

▼以前ご紹介した「SUM関数」についてはこちら



■SUMIF 関数とは?

条件(IF)に応じて数値を合計(SUM)する関数のことです。
指定する1つの条件にあてはまる値だけを取り出して合計を出します。

商品名や日付などの項目がランダムに入力してある場合は、「SUMIF関数」を使用すると、簡単に特定の項目ごとの集計が行えます。

では実際に試してみましょう!

【使用例】
下の表のような仕入れ商品リストから、りんごのみの仕入金額を計算したいとします。


「SUMIF関数」ではこのような書式を使用して計算します。

=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

・範囲 … 条件を検索する範囲のこと
・検索条件 … 検索する条件のこと
・合計範囲 … 合計する数値の範囲のこと

上記の書式を使いりんごの仕入金額の合計をセル【H2】に表示させます。

①表示させたいセルを選択

②数式バーに「=SUMIF(B2:B11,G2,E2:E11)」と入力する

範囲
りんごと同種類のデータが入っているセル範囲【B2:B11】(商品名の列)を
指定します。
検索条件
セル【G2】(りんご)を指定します。
合計範囲
合計したい数値が並んだセル範囲【E2:E11】(仕入金額の列)を指定します。

③Enterキーを押す

セル【H2】に「りんご」の仕入金額の合計「15000」が表示されます。

SUMIF関数の基本は以上になります。


■SUMIFS 関数とは?

次にSUMIFS関数についてご説明します。

SUMIFS関数とは、複数の条件を検索し、条件に合った数値のみを合計する関数です。

では実際に試してみましょう!

【使用例】
下の表のような売上商品リストから、9月2日のりんごの売上金額を合計します。


「SUMIFS関数」ではこのような書式を使用して計算します。
※SUMIF関数の場合とSUMIFS関数の場合で、合計対象範囲の引数の位置が異なるので注意しましょう。

=SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,…)

・合計対象範囲 : 合計する数値の範囲のこと
・条件範囲 : 条件を検索する範囲のこと
・条件 : 検索する条件のこと

上記の書式を使い9月2日のりんごの売上金額の合計をセル【H2】に表示させます。

①表示させたいセルを選択

②数式バーに「=SUMIFS(E2:E11,A2:A11,G2,B2:B11,H2)」と入力する

合計対象範囲
合計したい数値が並んだセル範囲【E2:E11】(売上金額の列)を指定します。
条件範囲1
「9月2日」と同種類のデータが入っているセル範囲【A2:A11】(日付)を指定します。
条件1
セル【G2】(9月2日)を指定します。
条件範囲2
「りんご」と同種類のデータが入っているセル範囲【B2:B11】(商品名の列)を指定します。
条件2
セル【H2】(りんご)を指定します。

③Enterキーを押す

セル【I2】に9月2日のりんごの合計売上金額は「4350」と表示されます。

SUMIFS関数の基本は以上になります。


■まとめ

SUMIF関数とSUMIFS関数は、膨大な量のデータがある際に目的のデータだけを集計することができるのでとても便利な関数です。

ぜひうまく活用し、集計作業の効率アップを図りましょう。


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