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移住を親に伝えるのはビクビクする話

結婚してからずっと、普通の人が思う妻になるべく、自分の予定より旦那の予定、自分の考えより旦那の実家の考え、自分のためよりも子供のため、と周りが望むように振舞ってきたはずの私。
移住したいと考えていたことはもちろん、既に家を決めてしまった事も、会社を辞めると伝えてしまったことも、親にはなかなか言えないでいました。
親は私に介護を望むような発言はしませんが、たまたま何かの病気になってしまった場合も北海道に行くの?と考えてしまうでしょうし、そもそも旦那様を置いて行くなんて!と滅茶苦茶怒られそうでどうやって言い出そうかと憂鬱でした。
でも何かやましい事をしに行く訳でもなければ、離婚を決意して子供を連れて北海道に逃げる訳ではありません。
ここで親に反対されては北海道への旅も出発前に楽しみが半減してしまうと考えて、メリット大作戦。を出動させようと思いました。

メリット大作戦とは。すみません、作戦と言うほどでは全くなくただ泥臭くやるだけです。
この任務を遂行することによって得られるメリットを羅列して、こんなにメリットがあるんだからやっていいでしょ?と、あの手この手でメリットを羅列するやり方でした。

親説得用!移住のメリット7つ!

1,移住しなければ得られない体験が得られる
2,移住によって日本の田舎生活を味わう事ができる
3,移住することによって色々な価値観に触れる事ができる
4,自然の中でゆっくり過ごすことが刺激となる
5,コロナでいつ休校自粛になるかわからない、東京で自宅にこもるより自然豊かな所で過ごす方が良い
6,世界のニセコと縁ができるのはこの子にとって財産になるかもしれない
7,外国人が少ない今だからこそニセコに行ってみたい

さりげなく、そして丁寧にこの話を伝え、だから1月からニセコに行こうと思ってる、と両親に伝えました。

両親の反応は、、、無言でした。

しばらくして、どうせ行くってもう決めたんでしょ?と母があきれた様に返事をした後は、詳細が決まったら教えてね、と言い話が終わりました。
もっと派手に反対されるとか、ののしられるとか、色んなパターンを想定していたのでこの反応に拍子抜けしましたが、もうここまで来れば「反対されなかったヤッホ~」となり、大きな気がかりはほぼなくなりました。

後はニセコに行くだけだ~と思いますが、学校、車、移動手段、まだまだ決める事は沢山あります。大抵の事は何とかなるので、この調子で移住に向けて準備を付き進めて行くのでありました。




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