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散文。懐古厨を添えて

心の隙間

 やっと仕事に慣れてきて、心に余裕ができたからか少しずつ病む時間が取れるようになってきました。

 忙しいとなかなか他のことを考える時間なんてないものだなと。

 少しくらい病んでいた方が、人生に深みが出ていいでしょう。

 最近遊ぶ友達は、ほとんどの人が私より年下、もしくは学生で、活気に溢れていて少し羨ましい。

 貰った小説も、高校生たちのお話で懐かしさと恨めしさを感じながら、たらたらと読み進めています。

 たまたま聴いていた曲が Love Yourself で中学生の頃の自分を思い出してしまったので、今の気持ちだったり、ちょっと過去のことだったり書こうかなと、note を開きました。

 私はあまりにも過去に縋る女で、未来だったり、夢だったりを考えることを避けているなと、たまに思います。
 ちょっと自分の気持ちを整理するつもりで、書いていきます。駄文ですが、お付き合いください。


懐古厨おばさん

 ご存知の方がいるかもしれませんが、今年の初めにしっかりと鬱病になってしまい、大学を辞めている私です。

 ここ3年間くらい、適応障害ですね〜と病院に言われてはいました。まあ悪化というか、限界が来たのかわかりませんが、何もできなくなりました。かわいそうに。

 しっかりとニートを2ヶ月ほどしまして、やっとのことで仕事に就きました。前回の文でも書きましたが、お菓子を作っています。

 仕事の向き不向きはやっぱりあります。2年近く接客業、マクドナルドのお姉さんとして働いていた時と比べて、起きて仕事に向かうための労力、仕事中の楽しさ、人と話すこと、などなど全てがあまりにも上位互換。全く苦じゃない。ちゃんと選んでよかったなあ。

 まあ、現在の話は割とどうでも良くて。

 Love Yourself を聴いていたら、懐古厨おばさんがのそのそ歩いてきました。

 皆さん知っていると思います。Justin BieberのLoveYourselfです。Spotifyでハッピーなプレイリストを聞いていたところ、本当に唐突に流れてきて驚きました。まずジャスティン自体、最近あまり聞いていませんでしたから。

 最初にLoveYourselfを聴いたのは、中学校の英語の授業でした。とても懐かしい。

 中学1年生の頃です。当時、好きだった子と隣の席で、リスニングしながら穴埋めする課題。相談しながら解いたのを覚えています。青春すぎる。

その子とは席替えで4回くらい隣になって、びっくりするくらい仲良くなりまして。
面白くて明るくてみんなに好かれているような人気者で、女子なら1回は好きになるなど言われているような男でした。

漏れなく私も好きになって。単純。

そんな人気者に想いを伝える勇気は、卒業してからも沸いてきませんでした。今になって会ってもきっと覚えていないだろうな。

可愛らしい恋愛。今では考えられない。こんなに荒んで。

恋愛のことを語りたいわけではなかったけれど、せっかくなので私の自論をひとつ。

恋は片想いがいちばん綺麗だと思っています。

私の中でいちばん綺麗な恋愛は、その子への気持ちでしたから。

もし、気持ちを伝えて振られていたら、仮に付き合えて別れていたら、その人へ少しでもマイナスな印象を抱いてしまう。それは少し寂しいことだなという考えです。

 キラキラした思い出のまま、心に閉まっておこう。

 もし私が今自伝を書くとしたら、中学生がメインになるだろうな。それくらいたくさんの人と、たくさんの出来事で思い出が埋まっている。

 きっと14歳くらいの私が今の私にあったら、卒倒すると思う。それくらい人が違う。8年もあれば、人は全く違う人になるのだなあ。

 真面目で、でも仲のいい友達がいて、勉強と遊びを上手くやりくりしていた。しっかり優等生していました。

 もし学生時代に戻れるなら、中学生に戻りたいくらいには楽しい学校生活だった。

 やり直したいかとはまた別の思い。


今の自分

 8年間で崩れ落ちてしまった私の精神は、少しずつまた再建されつつあります。

 いつから自分を見失っていたんだろう。自分のことが1番わからない。他人のことはたくさん見ているのに、自分から逃げてきたんだなあ。

中学受験が終わった後の卒業パーティーで大好きだった先生から、大きくなってからの挫折は立ち直るのが難しいから、早めに折れておきなよ。と言われたことを今でも覚えています。その通りでした。本当に。

中学生の私は、高校、大学と進学して、割といい成績で、医療系の仕事に就くことを目標に頑張っていた気がするな。

こんなことになっているとは、きっと1ミリも思っていないだろうな。と悲しくなりまして。

 大きな挫折をして、新しい環境で頑張っていこうとすることは、少しでも気が緩んだら壊れてしまいそうで、毎日頑張ることだけを考えて生きている日々。

 割と悪くないです。疲れてるけれど忙しく楽しく、何より活力に溢れていて、自分でも明るくなっていることを感じる。

 さて、たらたら書いていると何を書きたかったのかを忘れます。中学の時の私を書こうとしたけれど、特に書けるようなこともありませんでした。

何か思い出したら、ちょろっと書こうと思います。


自己愛

 最後に、ここ最近、3年くらいずっと、過去に戻ってまたやり直したい、そうすれば今の状況から抜け出せる。そう思っていました。

 そうじゃないんだよね。私が21年生きて、ここまでたくさん選択を間違えながら作り上げた私を、私が認めてあげなくてどうするの。

 もちろん、後悔は数えきれなくて、思い出したくないことだらけだけど、いつかはそれすら認めてあげられるようになる気がしてます。

 何故、こんなに前向きな思考になっているのか。不思議。

 最近お話する人たちが波長の合う人が多くて、ゆったり出来ているのが大きいのかも。

 きっとメンヘラな部分は治らないし、めんどくさい部分も私だから、正面から向き合って自分がどうしたら辛くならないか、少しずつ進んでいこうと思いました。


 結局何が言いたいのかというと、みんな遊んでくれてありがとう。大好きです。ってことでした。

 散文がすぎるのですが、自分の中で納得のいく思考が出来たので、おしまい。


 ちょっと途中の恋愛観、要らないなと思いながら推敲してました。まあいいよね〜。

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